第7話 食人の堕天使-食人ノ衝動-
「トラロックナラ仮面ノ戦士、断罪ノ使徒ヲ排除、出来ルト思イマスワ」
「トラロックノ場合ハ食事ガ目的デスネ。」
「彼ナラ殺ッテクレルンジャナイ?」
順番にハモン、キュベレ、フォルトゥナとトラロックの実力を認めているようだ。
「デハ今回ハ、トラロック二任セヨウトスル。頼ンダゾ、ヴァルキリー。」
「任セテ下サイ。ラビエル様。」
ラビエルは今回のファウストとアパスルの刺客はトラロックにする事に決め、ヴァルキリーに命令する。
「シカシ精霊族ノ、サラマンダー、ウンディーネ、シルフ、ノーム、魔族デハ、ヘイムダル、ハヌマーン。仮面ノ戦士二断罪ノ使徒モ中々、強イネ。ココマデ同胞ガ倒サレルト少シ興味ガ湧クヨ。」
アナトはファウストとアパスルに少なくとも興味があるみたいだ。闘争本能が剥き出しの目で言う。
「我々二楯突ク事ハ万死二値スルナ。ドウセナラ私ガ行ッテ、アノ2人ヲ殺シタクテ仕方ガナイナ。」
セイオウボは自分達に楯突くファウストとアパスルに嫌悪感を抱いている様だ。
「仮二、トラロックノ奴ガ敗北シタ場合ハ俺ノ出番カ?」
ベスは暴れたくて仕方がなく身体をうずうずしている。
「マァマァ、ベス。落チ着キナサイ」
ノルンはベスにまるで子供をあやすお母さんの様に言う。
「デハ、皆サン。ソロソロ会議ハ、コノ辺デ御開キ二シマショウカ。最後二、ヴァルキリー……頼ミマシタヨ。」
「ハイ、了解シマシタ。」
ヴァルキリーとベスを残したべリアル達は全員、席から立ち上がり、この場から去って行く。ヴァルキリーとベスの2人っきりになりベスが話し始める。
「早速、トラロックノ所二行キマショウ。ヴァルキリー様。」
「ソウダナ、今回ノ会議ノ事ト仮面ノ戦士ト断罪ノ使徒ノ抹殺命令ヲナ。」
「トラロックハ、マダ食事ノ時間デショウカ?」
「サァナ?トニカク、トラロックヲ探ガシ二行クゾ。」
「ハイ、ヴァルキリー様。」
そして、ヴァルキリーとベスも会議室から出てトラロックを探しに行く事にする。
薄暗い地下……
其処に人間の足と思われる物ををモサボり食べる怪物がいて怪物は凄く美味しそうに食べる地面には血が溢れて、怪物が食べるたびに血が弾け飛ぶ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます