夏
花彩 悠希
青い夏
教室の窓から外を覗く。普段と何も変わらない街並みを見ながら、先生に隠れて音楽を聴いていた。夏に定番のJ-POPで少し気分が高揚する、と同時に夏が来たと思い暑苦しく感じる。こんな暑い中ずっと勉強なんて出来るはずない。午後からはデートの約束があるのにこんな天気ではデートすら気後れする。そんな事を考えている内に、6限目も終わり流れる様に、教室外に人が出ていく。この後は部活があるがこんな暑い中やってられない。予定を早めてデートをする事にした。電車に乗って窓の外を見る。窓の外には青い夏が広がっていた。
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