第59話 新人賞応募と編集者の視点/ミステリー&歴史小説を書くための戦後日本史

アルファポリス ビジネス・雑学・情報大賞 参加作品



1. 春夏秋冬の京都 雅写真館 雑学・趣味> その他雑学・趣味

4,578 pt

春夏秋冬の京都 雅写真館 カトラス

http://katoras.com/(リンク切れ)


2. めろんカフェ~簡単おやつとキャラ弁当~ 情報・実用> 食・グルメ

4,049 pt

めろんカフェ~簡単おやつとキャラ弁当~ めろんぱん

http://melonmelonpan.blog129.fc2.com/


3. 甘いお菓子ができるまで 雑学・趣味> その他雑学・趣味

2,543 pt つまようじ

http://ncode.syosetu.com/n9776by/(リンク切れ)


4. 逸脱! 歴史ミステリー! 雑学・趣味> 歴史

1,300 pt 小春日和

http://ncode.syosetu.com/n6873bm/


5. 小説家になるための戦略ノート ビジネス> エッセイ・読み物

1,262 pt 坂崎文明

http://ncode.syosetu.com/n4163bx/



 現在のところ、こんな感じのランキングとなっています。

 たぶん、この5人から読者賞と出版化作品が出ると思います。


 アルファポリスの「ビジネス・雑学・情報大賞」は、2014年03月1日~末日まで開催しているようで、4月15日頃結果発表予定らしいです。

http://www.alphapolis.co.jp/contPrize/



 それで、僕が編集者だったら、このコンテンツをどのように編集して、本に仕上げるかを考えてみたいと思います。



「春夏秋冬の京都 雅写真館」カトラスさん


 京都という強力なコンテンツ、観光案内ということで、これも鉄板と思われますが、やっぱり、もうひとひねり欲しい。


 僕だったら、パワースポットのお話とからめますが、それもありがちかな。うーん、意外に難しい。結局、いいアイデア浮かばず。


 紅葉シーズンの秋ごろに向けて編集がんばってほしいですね。



「めろんカフェ~簡単おやつとキャラ弁当~」めろんぱんさん


 めろんぱんさんは岡山出身(同郷です!)で東京在住の2児のママで、一眼レフで撮った写真とキャラ弁のレシピが上手くて、雑誌などにも多数の掲載歴をもっています。ウェブのレシピコンテスト、フォトコンテストも多数取ってます。


 これが今回の本命のコンテンツだと思いますが、もうひとひねり欲しいところです。


 「幸せのレシピ」的なストーリーづくり、物語が欲しいですね。素材は非常にいいので、他のキャラ弁本を超えるような斬新な切り口が欲しいところです。


 編集者の腕の見せどころかな。ストレートに編集しても売れるとは思いますが。



「甘いお菓子ができるまで」つまようじさん


 この作品「小説家になろう」のものです。ストーリー性もあって、お菓子づくりという現場の話が面白いです。5作品の中で、一番、斬新、うんちく度も高いですね。


 シビアな現実を描きながらも、最後は「やっぱり、お菓子が好き」というストーリーになりそうな感じもします。



「逸脱! 歴史ミステリー! 」小春日和さん


 小春日和さんの作品ですが、少し書き下ろしで足して本にしたら、売れそうな感じがします。


 全体の本のテーマ、コンセプトに編集者の腕が試されますね。


 高齢化社会で、歴史ファンは確実に増えていくので、こういう書き手を確保しておきたいところです。

 

 すでに賞とかも取ってるというお話も風の噂に聞きました。



「小説家になるための戦略ノート」坂崎文明


 あ、内容がもうメルマガだし、ウェブ上ならまだしも、これを本にするなど編集者の自殺行為というか、絶対、担当したくない作品です(爆)


 完全書き下ろしで本にするか、ウェブリンクを生かした新しい電子雑誌のようなものとしてリリースするしかないですね。


 その際のリンクの許可、著作権の調整が膨大で、かなりサドな編集者しか担当できません。そもそも「小説家になるための戦略ノート」なのに、小説書きかけというのは何とかならないのか。


 ランチェスター弱者の戦略では、そのジャンルで一位を取るというのが大事なので、最後までベストを尽くしてみます。




 話は変わって、ビットコインミステリーを追いつつ、日本というのは、今回の騒動でも舞台になってしまったように、アメリカの実験場のようになっているという話をします。


ビットコインミステリー

http://sakazaki-dc.hatenablog.com/archive/category/%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3



 ビットコインの製作者は謎の日本人「ナカモト サトシ」氏と言われています。今回は破たんしたビットコインの取引所「Mt.Goxマウントゴックス」も何故か東京に拠点があります。


マウントゴックスのトップは自称「技術オタク」の在日フランス人(その後、2018年のビットコイン急騰で復活してます)

http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303616704579407870121501560.html


 

 広島、長崎に原爆を落とされ、戦後は平和憲法を掲げて、GHQの洗脳教育によって左翼勢力が生まれ、高度成長していった日本ですが、オウム真理教事件というテロ事件のモデルとなった事件も起こっています。


 戦後の日本は政治家の中曽根康弘氏(元内務省官僚)の不沈空母発言のように、共産主義のソ連、中国、北朝鮮に対する防壁として機能してきました。


 その日本の経済的成功は、ソ連の崩壊、中国の資本主義化を招き、アメリカの資本主義の経済的優等生として、51番目の州と言われています。



 平和憲法とアメリカへの反発という流れで、60年安保や浅間山荘事件によって社会に傷跡を残した左翼勢力は、政党などとして残っていきましたが、多くが転向(革命を理想とする左翼をやめて普通の社会人になること)によって社会に適応していきました。


 栗本慎一郎、猪瀬、舛添知事などの「朝まで生テレビ」に出演していたメンバーはそういう左翼転向組の代表ですが、石原都知事、橋下氏などもまた違った形で社会的な改革を目指すという勢力のひとつになっていきました。


 彼らもまた、かつては理想を掲げていても、現在は現実の政治的渦に巻き込まれていきました。


 

 中国の731部隊の生き残りがミドリ十字に流れ、血液凝固因子製剤(非加熱製剤)にエイズ菌を混入される薬害エイズ事件も起こり、戦後、内務省のゆがみが厚生労働省に集約されて年金問題も起こりました。


731部隊石井四郎軍医中将と、薬害エイズのミドリ十字社の奇妙な接点

http://blogs.yahoo.co.jp/dricamenenguetti/49482831.html


 実は戦争という大災害によって、日本国民全体が社会的PTSD(心的外傷後ストレス障害)になっていた可能性もあり、その回復の過程が戦後の日本の歴史だったのかもしれません。



 現在は反マスコミ、従軍慰安婦、反在日、嫌韓、ネット右翼などの問題も起きてますが、そういう戦後のアメリカによる洗脳教育への反動かもしれません。


「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム[1](War Guilt Information Program、略称WGIP、ウォー・ギルト・プログラムあるいはウォー・ギルト・インフォメーションとも)とは、太平洋戦争(大東亜戦争)終結後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP、以下GHQと略記)による日本占領管理政策の一環として行われたとされる、戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画[2]。」→この計画は今も継続されていて、反マスコミの原因となって、反在日、嫌韓、ネット右翼なども生み出した。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0



 この辺りの問題は、僕がかつてニュースサイトのブログをやっていた時に、ひとつの仮説として浮かび上がってきたものですが、戦争災害による日本社会のPTSD(心的外傷後ストレス障害)→その過剰適応としての左翼化、高度経済成長→その真実が明らかになってきた反発としての右翼化という流れになっています。


 オウム真理教の脱洗脳、脳科学者の苫米地 英人氏の著書『心の操縦術 真実のリーダーとマインドオペレーション』PHP研究所、『洗脳支配―日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』ビジネス社が、この辺りの事情をよく説明してくれています。


苫米地英人 著『洗脳支配―日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』 より抜粋(Roentgenium)

http://www.asyura2.com/12/senkyo134/msg/761.html



 僕は薬害エイズ事件や年金問題を追及していく過程で、軍部、内務省が崩壊し、その矛盾が厚生労働省に押し付けられて、飴として与えられた年金(戦争中の遺族年金がベース)が使い込まれる構造があったことを理解していきました。



 つまり、戦後の日本の国民は戦争の傷を癒すために、死に物狂いで働き、高度経済成長し、豊かになっていろいろな真実を知るに至り、ようやく、人間としてのバランスの回復に至ったと言えます。



 今は逆に右翼化が酷いですが、今回のビットコインミステリーもどうも背後にアメリカの情報機関などが噛んでる気がします。


 ビットコインの匿名性によってマネーロンダリングに使われ、麻薬組織のシルクロードが摘発されています。


 ビットコイン自体が、犯罪組織と反中央銀行システム的な思想を持つ人間を一網打尽にする情報機関による罠という感じもしています。


 ホリエモンなどもライブドア事件に続き、今回も引っかかっていますが、決して偶然ではないです。ビットコイン賛成派はアメリカの情報機関のブラックリストにリスト化されたかもしれません。


 この流れからいうと、マウントゴックスのCEOの在日フランス人起業家も命が危ない可能性もでてきています。



 ライブドア事件の時の野口氏の沖縄での自殺(他殺説濃厚)事件もあったし。


2006年 ライブドア野口英昭刺殺事件

http://blog.livedoor.jp/tipunews/archives/17352430.html(リンク切れ)


2006年1月23日 [ネットバブル] ライブドア崩落3――「沖縄の死」の不可解

https://facta.co.jp/blog/archives/20060123000059.html



「オウム真理教の幹部で「科学技術省大臣」の村井秀夫が、200人を越えるマスコミ関係者が集まり監視中の東京都港区南青山にあった教団東京総本部前で、山口組傘下の右翼団体構成員を名乗る在日朝鮮人に殺害された事件である。」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%BA%95%E7%A7%80%E5%A4%AB%E5%88%BA%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6



豊田商事事件とよたしょうじじけんは、豊田商事による金の地金を用いた悪徳商法(現物まがい商法)を手口とする組織的詐欺事件。

(中略)

高齢者を中心に数万人が被害に遭い、被害総額は2000億円近くと見積もられ、2009年現在詐欺事件としては最大の被害額[1]である。強引な勧誘によって契約させられた挙句に老後の蓄えを失った被害者も多く、会長の永野一男がマスコミの前で惨殺されたり、その犯人に対して本事件を考慮した温情判決も出されるなど、大きな社会問題となった。」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E7%94%B0%E5%95%86%E4%BA%8B%E4%BA%8B%E4%BB%B6



「松岡 利勝(まつおか としかつ、1945年2月25日 - 2007年5月28日)は、日本の農水官僚、政治家。元衆議院議員(自由民主党)。


(中略)


自殺


2007年5月28日、衆議院議員宿舎(新赤坂宿舎)の自室(1102号室)で首を吊って心肺停止状態となっているところを発見され、搬送先の慶応義塾大学病院で死亡が確認された。現職国務大臣の自殺は日本国憲法下の日本では初めてのことであった[23]。

議員宿舎の部屋からは、当時の内閣総理大臣安倍晋三や元総理大臣秘書官の飯島勲、さらに日本国民などにあてた計8通の遺書が残されており、「私の不徳の致すところで申し訳ない。迷惑をおわび申し上げます」「身命をもって責任とお詫びにかえさせていただきます」などと書かれていた。これらのうち、内容が公表された安倍宛と国民宛の遺書には事務所費問題や談合事件への言及はなく、「安倍総理、日本国万歳」と締めくくられていた[24]。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B2%A1%E5%88%A9%E5%8B%9D

 

 

 秘密を握るキーマンが自殺にみせかけて他殺されたり、なぜかマスコミの前で右翼団体に刺殺されるパターンが多いのです。


自殺に見せかけた他殺は結構ある

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mass/1289487309/l50



 一見、全く関係ないような事件のパターン、構造を見抜き、背後の勢力についても洞察することは、ミステリー小説を書くときに必要なことになります。


 今回、内容がダークすぎましたが、今の日本社会がどのように生まれてきたのか、江戸時代あたりから明治維新、戦中、戦後の歴史にその構造があることを考えていくことが大事です。


 ひょっとすると、犯罪組織やアメリカの情報機関などが、事件を引き起こしてる可能性も考えていくのも大切かもしれませんね。


 

 次回はブログにもちょっと書きましたが、新人賞応募の批評、評価シートなどもらった時の受け止め方、自尊心と小説の書き方の話になると思います。












(あとがき)



ひざの痛みを98%治す!カサハラ式サラシ無重力療法

(iOS、カクヨム規約により有料販売サイトのリンク先削除、題名で検索などして探してみてね)


ひざの痛みはサラシ一本で98%治る! 笠原 巖 著 1,400円(税別)/さくら舎

アマゾンでも売ってます。



【武田鉄矢】日本を動かす大金持ちの系譜!※不思議すぎる〇〇県!次々と大金持ちを輩出※

https://youtu.be/4nA7q5RWh3Q


持丸長者[戦後復興篇]―日本を動かした怪物たち 単行本 2008/4/11 広瀬 隆 (著)


アルファポリス第4回歴史・時代小説大賞

https://www.alphapolis.co.jp/prize/requirements



 なかなかこのさらし療法は有効というか、左ひざがさらしでサポートされて、階段とかも楽に上がれます。

 病院の予約日までさらしでサポートしてたら怪我なおるかもね。



 それと、近江商人の話を【武田鉄矢】をしていますが、坂本龍馬は近江商人(明智光秀も関係してるかもね)のバックがあったのではないかという話もありますが、まあ、「安倍晴明と安東総理のやり直し転生譚」とか作品の中で書こうかと思ってます。


 アルファポリス第4回歴史・時代小説大賞のための「安倍晴明と安東総理のやり直し転生譚」の更新もはじめないとね。


 なんですが、児島の繊維祭(ジーンズとか衣料品の販売祭り)がありまして、午後からは吉備津神社の勉強会もあるので、一日外出になってしまいますね。






2018/4/29 5:51

https://www.alphapolis.co.jp/novel/771049446/375169170/episode/1029248


2014/03/03 18:25

https://ncode.syosetu.com/n4163bx/59/

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