アンチはいるものです。
つい先日、Twitterのダイレクトメールで、中学の同級生を名乗る人物から、中学のクラスLとか部活のLINEから直ぐに拡散されて、高校で一日でひろまっ手いるそうだ。やはりSNSとはすごいものである。
朝、学校に投稿して靴箱を開けると、ピンクの封筒が入っている。恐らくだが、内容は察することができる。
開けてみると、やはり例の物だった。
『お前を殺す。それが嫌なら16時に体育館の西の畑に来い。』
明らかにアンチの手紙だった。
直ぐに警察を呼ぼうとしたが、下校時刻まで待つことにした。その方が警察が犯人を見つけやすいからである。
下校時間になると、直ぐに昇降口で警察に通報する。2000円で偵察にいってもらった唯一話すことができるクラスメイトによると、もう体育館の西で待機してるらしい。
10分後、警察が到着し辺りは騒然となった。犯人は人目を避けているため、気づいていない。
警察と話し合い、私が先に犯人の前に行き、何か証拠が特定したら直ぐ後ろから警察官が捕まえてくれることになった。
「私を呼んだのは貴方たちですか?」
人相が悪い男が3人いた。
「おぅ、お前YouTuberやろ、金出せや!」
「16時31分、強要罪現行犯で逮捕する!」
犯人が言った途端、警察官が出てきて、逮捕してくれた。
その後、教員に呼ばれたので、暗い部屋に連れていかれた。
「お前、なんでそんなに大事にしたんや!」
教員が怒鳴り付けた。
「なんで大事にしたらいけないんですか?私にも警察に通報する権利があるはずですよ?」
「舐めた口聞きやがって!お前、ただじゃすまんぞ!」
「すみません先生、意味が分かりません。通報したら停学とかそんな感じの処罰でもあるんですか?それか体罰でもするつもりですか?それは良くないですよね、大変良くないですよね。」
「今日はもう遅いですし、明日話しましょう。話せたらいいですね♪」
煽り口調で馬鹿にし、部屋をでた。この音声は全て録音していたので、教育委員会に持っていくつもりだ。
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