第258話嵐の中の巣ごもり
外は嵐。風がぴゅーぴゅー吹いて、雨も横殴りに降っている。ここ数日、連休中は外出ばかりしたので、今日は一転巣ごもりである。昨日、レトルトのパスタソースとパスタを買いそろえたので、安心だ。今日は一日ボロネーゼを食べる。パスタソースを以前いろいろ食べ比べたのだが、一番おいしいのはボロネーゼと決まった。これは濃いミートソースみたいなものだ。他にもアラビアータ、ポモドーロ、ボンゴレ、ペペロンチーノなどを試したが、やはりボロネーゼが一番おいしい。
パスタのいいところは、麺をゆでるだけで、サッと食べられることだ。後片付けも時間がかからない。なので今日はひたすらパスタを食べる。
そして巣ごもりにふさわしく、今日はたくさん寝た。10時間くらいはねた。なぜか小学生の頃の夢を見た。友達とせっせとゲームをしている夢だ。私の世代だと、ファミコン第一世代だ。ちょうど小学校の時にドラクエが出た。もうこれだけで、歳がばれてしまうが、いいだろう。ドラクエが出たときは、衝撃的だった。キャラが成長するというシステムが初めてだったので、レベル上げが楽しくてしょうがない。せっせとレベル上げをしたものだ。
私はドラクエのソフトを持っていなかった。なので友達から借りてすぐにクリアした。すぐに返さなければならなかったので、勉強より必死にやった。
当時、私のソフト選びは全くセンスがなかった。スぺランカーだの、バルーンファイトだのマニアックなソフトばかりを買いそろえ、友達とも話が合わなかった。一度ソフトを買うと高価なので、クリアするまでは次のソフトを買えない。必死になってクリアを目指した。
夢から覚めると、ゲームに夢中になっていたあの頃のことを思い出して懐かしかった。あの頃のように何かに必死になって集中して取り組んでみたい。どこかにそんな魅力的なテーマが転がっていないだろうか。
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