第230話緊急事態宣言の効果
緊急事態宣言の効果が出始めた感じがある。出された当初は私はこの宣言に不満があったが、結果オーライ。感染者は減ってきている。しかし、じわじわとである。決して劇的な効果があったわけではない。
それにしても、どういった判断で宣言の解除をするのだろう。宣言の継続よりも解除のほうがタイミングが難しい。なにをもって宣言の終了とするのか。一日当たりの感染者が都だけで500人を下回ることが常態化したら解除するのだろうか。それでも、また感染者が増える可能性は否定できない。
今回の宣言で重点的に対策を練られたのは飲食店対策である。やはり会食での感染が多かったのだろう。飲食店に皆が行かなくなったら感染者も減ってきた。効果覿面であった。
新聞などを読むと医療崩壊はすでに起きている感じである。希望者がもう入院できない状況だ。医療崩壊が起こるのが早すぎる。なにか対策は打てなかったのだろうか。
現状はコロナに感染しても自宅療養を強いられる。自宅療養するとなると独身者などは自分で買い物にいかなければならない。なので、買い物時に他の方に感染する可能性は大である。この感染源に対して何も対策を講じていないのであれば、緊急事態宣言も効果薄となるだろう。
コロナを完全に撲滅することは不可能である。だとすれば、適時に緊急事態宣言を頻繁に出し続けなければならないのだろうか。この疑問の答えは私にもわからない。誰にも分からないだろう。
医療崩壊が起きていると思われる現状を考えるならば、今後も極力人との接触を断ち、巣ごもりを基本として生活しなければならないだろう。
ワクチンが効果を発揮することを期待しよう。
そして我々が今できることは、巣ごもり生活をエンジョイすることくらいである。
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