アグネスタキオンとディープインパクトは、どちらが強いか

第1話

アグネスタキオンが走ったとき、ディープインパクトはいなかった。

しかし大きな山や岩のようなものがいた。

同世代に生まれた、ジャングルポケットやクロフネが、いたのである。

昔、わたしの知らない頃に、テンポイントという馬がいて、トウショウボーイという馬がその相手をしたという。

トウショウボーイは何度もテンポイントを負かしたが、しかしテンポイントに負けることもあった。

テンポイントは大きな岩山に押し潰されて死んだが、それを大いにトウショウボーイが讃歌をあげて歌った。これが日本競馬の、始まりである。

サクラユタカオーと、サクラバクシンオーがいた、そこには、メジロマックイーンもいたし、あろうことか

サンデーサイレンスが立っていた

わたしは彼に、帰るように促した。あなたは日本において三番目の大事な柱なのだから、、わたしが見ていないところで勝手に死んではならない。

サンデーサイレンス。あなたこそディープインパクトよりも遥かに超える日本競馬の奇跡だ。

トニービン、ブライアンズタイム。

わたしは脳裏に浮かんだのだ、アフリート、ジェイドロバリー、もっと良い馬！

だが彼らは自身の名前をしらない。フォーテイーナイナーは日本の芝でも既に結果を残した

夢の中では、結果を残していないのは、あなた方のみとなった。

きちんと仕事を遂行できるものは、例えば精神をいちじるしく攻撃されても結果を残すことができる。