専門学校時代の過ち 2017年04月13日(木)

 学生時代の特別講義で出された心理テストの結果で男女の交わりについてコンプレックスあると紙で回答したのを見られて虐(いじ)められた生徒が居た。太っていたし、ピアスはボディピアスまで開(あ)いていた。楽しそうにしてると覗(のぞ)きに来る盛り下がる不細工(ぶさいく)だった。


 私も直接じゃないがあからさまに白(しら)けてた、そう言う態度は取った。


 年嵩(としかさ)が一人だけ上(うえ)だったからだろう。


 その交わりについて私にしか相談できなかったんだろう。会話の内容は覚えていないが「それで?こういう場合でもセックスしてくれるの?」みたいに冷たく切り返した。


 春休みだか夏休みだか冬休みだかも忘れてしまったが、休暇が終わって登校すると自殺したって聞かされた。


 女性の心を踏みにじる、最後の一突きのような言葉だったんだと思う。遺族に命を奪われても仕方ない。


 ハッとした狂気に満ちた男性心理に気づいたと同時に悲しそうな顔をした健気な顔に初めて可愛いと思った、別段どうこうしようとか期待してたわけじゃありません。男性心理に同情を見せた彼女の女性本能が忘れられず、イメージとして、残っています。


 申し訳ありませんでした。


 こんな言葉で済む話じゃないのでしょうが、


 申し訳ありませんでした。


 私の命は好きに扱って下さって構いません。


 これも忘れちゃいけない過去です。


 反省の意として掲載させて頂きます。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る