【公開用メモ】敗者復活の物語

イーノ@ユッフィー中の人

【何を伝えたいか】

・いま日本人が求めているのは、災害や社会の理不尽と闘うヒーロー。私も弱者の立場です。日本社会には、様々な理不尽がはびこっていますね。


・特別な血筋の人間でなくても、勇者になれる。今の若い人は、ヒーローに感情移入できない…むしろザコキャラの方に親近感が湧くと聞きました。でも勇者って、そんな特別なものなんでしょうか?


・表面だけにとらわれるな。目先の利益だけを追うな。真の悪は、どこかの異世界の魔王ではなく「現代日本が後進国になったことを認めない、日本人の傲慢さ」。それを少しずつ改めて「楽しい日本」に変えていこう。


・いま世の中にあふれている「異世界の物語」が、全て作者の「夢渡り(※)」体験をベースにした話だとしたら。世界はきっと、常識と違った姿を見せるでしょう。


・現世で生きていくのも悪くない。異世界転生なんか、別にしなくていいのでは?


・新人賞って…どこもあまりにも狭き門過ぎませんか?そういう過当競争を避けて、作家になれる道があるとしたら。そのために小説の中で「著作権エージェント」の仕事をネタにしてます。作家の権利が軽んじられる問題への、世直しに期待して。また自分が扱おうとしてるテーマでは、想定する読者に対して「新人賞とりました!」というお墨付きは必須でない上に、返って邪魔になる可能性すらあります。欠点だらけの、そこいらのひきこもりのおっさんの代表であるために。賞なんかとってしまったら「普通に優秀な人」になってしまいます。


・自分のような社会不適応者であっても、生きていく道は見つかる。それを描くために、自分自身のリアルも交えて書いています。


・競うな、持ち味を活かせ。誰にでも異なった形の才能がある。


(※)全ての夢を見る知的生物は、眠っている時に精神が身体から遊離して、距離や時間さえ無視して「自分の望む異世界」に引き寄せられ、そこで好きなように遊んでいるとする仮説。目覚めると、いわゆる「夢オチ」になる。

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