第3話 ある日の朝食......。
「「頂きます」」
二人で手を合わせ朝食にする。
「私、今日ちょっと帰るの遅くなるから」
「うん」
「ちょっとじゃないかも」
「そっか」
彼女の怒りシワが深くなる。
「朝になっちゃうかもな〜」
「わかった」
「ねぇ!」
「ん?」
「心配とかしないの? 彼女が朝帰りするかもしんないって言ってんのに!」
「でも、俺が莉緒の事好きって言う気持ちと同じくらい、莉緒も俺の事好きだって信じてるから」
「そうですね」
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