彼の愛情は冷めていない。

@TORIx

第1話 遅い帰宅......

 残業を終え、急いで駅へ向かう。

 何とか終電へ乗り込み、帰宅した。

 部屋の電気はついておらず、俺はさっさと寝支度を済ませ寝室へ向かった。


「遅い」

「ごめん」


「何で遅くなったの?」

「仕事で遅くなった」


「理由になってない」


「今度からは遅くなる時は連絡します」

「よろしい」

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