短文小説集
琴子
添い寝
隣で一歳の娘が小さな寝息をたてて眠っている。少し口を開いて惚けたような、その表情は私に似たのかしら?なんて思いながら、そっと瞼にかかっている前髪を横に流して整えた。
起きているときはイタズラばっかりのやんちゃさんで困ってしまうけど、こうして寝顔を見ていると、愛しさで胸がいっぱいになる
「すぅ……ふぅ……」
規則的な呼吸のリズム、聞いていて心地が良い。明日も早いし、私もそろそろ眠るかな
「お休みなさい」
おでこに軽くキスをして、私は隣に寝転んだ。世界一可愛い天使の寝顔を見ながら、幸せな夢を見よう
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます