応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 第4話『Clara』への応援コメント

    やることは、単純だ。

    願うことも、多くはない。

    けれども、シュレーゲルの願いは破綻していた。


    「俺達は、ドイツ空軍は、まだここに居る」

    勝ち負けではなく、己の存在を刻むような、そんな印象を受けながら多分5回目の拝読。


    作者からの返信

    五回も読んでいただき、そして応援コメントまでありがとうございます!

  • 第5話『Dora』への応援コメント

    素晴らしいに尽きる物語でした。

    彼らが戦った事は、忘れません。

    作者からの返信

    ナチス・ドイツとして見た時には『悪の帝国』になりがちですが、それでもそのイデオロギーや政策に与せずに祖国を守るために飛んだ人ら、あるいは戦った人たちというのもいるものだろうな、と。

    その真逆もあったことも忘れてはならないにしても、そうした一面一面がいくつもあるのが国と軍というものなので、覚えておくことには意味があると思います。

    応援コメントありがとうございます!!

  • 第3話『Berta』への応援コメント

    何時読んでも完璧な名作です。全文に惚れる。

    作者からの返信

    レシプロ戦闘機と飛行士に対しての好きに末期戦と哀愁を詰め込んだ、自分もほれ込んでる一作なのでとてもうれしいです!!


  • 編集済

    第2話『August』への応援コメント

    完璧過ぎる空戦描写の連続に圧巻されました……。

    着陸場面で描かれるメッサーシュミットの主脚が、どこか頼りないまでの細さである印象を、とても的確に伝えてきて舌を巻きました。

    素晴らしい……!


    冒頭では未熟さに舌打ちするような仲間であっても『もしかしたら帰投してるくかもしれない』と滑走路の整備を促すシーン。

    また、空で達観しつつもマスタングとの戦いをやってのけたシュレーゲルでも地上に降りればその手が震えて、煙草に火をつけるのも難儀する部分が印象的です。

    作者からの返信

    某ゲームではラフな着陸をすると圧し折れる主脚や弾を貰うとすぐに壊れるエンジンに怯えたものです……。

    煙草のシーンはなにかで読んだマルセイユのエピソードがモデルですが、生死をかけた空戦のあとは恐怖にせよなんにせよ手は震えていてもおかしくはないですよねー。

  • 第1話『Versuch』への応援コメント

    戦況、幼少期、両親、実在したグライダークラブ、そしてもちろん航空機に至るまで子細に描かれていてとても読み入っていました。素晴らしいですね……

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 第4話『Clara』への応援コメント

    なるほど、語り手は「彼女」だったのですね!
    大戦末期のルフトヴァッフェの空気感、パイロットたちのルサンチマンがひしひしと伝わってくる作品で、重厚な描写を楽しみながら拝読しました。

    作者からの返信

    大戦末期のドイツ空軍はそれはもう緒戦の栄光が強すぎるがゆえに、深く暗い影の中にはまり込んでしまってどうしようもない状態ですからねぇ。それでも戦闘機パイロットたちは祖国の、そして自分の育ち、生活した空間を守る盾として戦闘機に乗り続けると。

    ナチズムへの賛同がどうとかは抜きにした、剥き出しの感情を乗せて戦っているのではないかと思いこんなかんじに仕上がりました。コメントありがとうございます!!