晩夏のムスクへの応援コメント
企画から(さらに企画主のひつじ様の紹介を読んで)来ました。
ほろ苦い描写がじんわりと胸に染みる、とても良い作品でした。
私も女ながら昔から仮面ライダーとかガンダムとか大好きで、公言して憚らなかったし女の子の友達もいるにはいたけれど、何処かで主人公のように感じている部分もあったのかなぁ……と我が身を振り返ってみたり。
昂輝さんみたいに、特別はしゃぐわけでもないけれど、一緒にいるのが苦にならない人は、恋だろうが友情だろうが貴重だな、と思ってしまったり。
そういう人と縁があることは、とても幸せなことですね。
思わず共感してしまいました。
素敵な小説をありがとうございました。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
僕は男の子っぽいものにあまり興味がない男の子だったので(セーラームーンとか観てました)、いくらか主人公に自己投影している部分がある気がします。
昂輝のような人が身の回りにいなくて「いたらいいな」を形にしてみました(笑) おっしゃるとおり、こんな人が近くにいたら気が楽になりそうですね。
ご自身の幼少期に重ね合わせて読んでいただけて嬉しかったです。「共感」だなんて最高の褒め言葉です……!
晩夏のムスクへの応援コメント
ただしっとりと切ないのでなく、苦味もある物語がとても素敵でした。
しかも苦いだけでは終わらない希望を確信させるラスト。気持ちよかったです。
匂いの瞬間移動装置が主人公の気持ちだけでなく、再開したふたりの関係までも戻すことを期待するのは自分でも感傷にすぎると思いますが、幸せになって欲しいなあと、感じるふたりでした。
素敵な物語をありがとうございました!
作者からの返信
感想ありがとうございます!
小説の味は「めっちゃ幸せ!」と「めっちゃ辛い……」どちらにも偏らないよう、バランスを取りながら書けたらいいなと思っていて、苦味成分はそのあたりを上手く調整してくれます(笑)
ラストはご都合主義が過ぎたかな……と不安だったのですが、「気持ちよかった」と言っていただけたので、この締めくくりを選択して良かったです!
痛みを分かち合った二人には、僕としても幸せになってほしいと願っています。是非、さいかさんの読後想像エピソードでも幸せな行く末にしてあげてくだされば幸いです!
編集済
晩夏のムスクへの応援コメント
「求む、最高の一万字!」企画から参りました。
小学生の頃の夏休みを、ぐわっと思い出しました。同じように、少し遠くの街まで足を伸ばすことで冒険気分を味わってました。この小説も、時間移動装置でした、いろいろ思いだします。
大人にもなれない、子供らしくもできない、みたいな停滞感を感じる中で、まわりに上手に表現できないままどうにか心の中で折り合いをつけようとしている二人を見て、「じゃあ自分はそういう気分にどう折り合いを付けようか」とそんな問いを手渡されたようで、考えてしまいました。
素敵な小説ありがとうございました!
作者からの返信
感想ありがとうございます!
僕はあまり冒険をしない子供だったので、ちょっと遠くへ足を伸ばしてみる体験や、ついでにこんな風に構ってくれるお兄さんやお姉さんに出会ていたら……という憧れで書かせていただきました(笑)
「考えてしまいました」というお言葉、とても嬉しいです。一言では表しづらい大人と子供の狭間にある感情を、きちんと届けられたなら幸いです。
素敵な企画をありがとうございました!
晩夏のムスクへの応援コメント
はじめまして、水本と申します。
拝読いたしました。
巧みな比喩表現で語られる「死んでいく夏」の回想は、胸が苦しくなるようでした。
苦しいからこそ、そのなかで出会った二人の交流には暖かい血が通っているように感じました。
そして最後には、最後の一文にこめられた希望が、胸に沁みました。
とても素敵な物語でした。ありがとうございました。
作者からの返信
はじめまして!
近所にいたら楽しかっただろうな~ってお兄さん像を形にしていたら、いつの間にかこんなお話になっていました(笑)
痛みを知る者同士は引かれ合うと思っていて、そこに生まれた交流に暖かさを感じ取っていただけて嬉しいです。
感想をありがとうございます!