第17話【怖い話】(´゜ω゜`) 「ヤマノケ?」
(´・ω・`) 「おんちゃーん、準備できた?」
(o'ω'n)「うん、できたよ」
(´・ω・`) 「さあ、出発だ!」
(o'ω'n)「たのしみだなー」
ブロロロ ガタタタ
(o'ω'n)「うわわわ! おとうさん、わわっ、こんなとこ通ったらあぶないよ」ユラユラ
(´・ω・`) 「おんちゃん、怖がりだなー(ふふっ、まだまだこどもなんだから)」ユラユラ
ガタタタ ガタンッ
(o'ω'n)「ちょっと、うわっ」ビョインッ
(´・ω・`) 「四駆だぞ! はははは、おおっとぉ」
ガコンガコン
(o'ω'n)「さっきのとこまで、戻ろうよー」
(´・ω・`) 「はははは、平気だってーーはがっ、舌が」
ブロロロ プスプス プスン
(´・ω・`) 「あ」
(o'ω'n)「え、なに?」
(´・ω・`)「エンストだ」
ウウン プスン ウウン プスン ウウン プスン
(´・ω・`) 「まってまって平気だからね、かかれ、かかれ、あれーーうん、だめだ」
(o'ω'n)「えーーーーっ! 直らないの?」
(´・ω・`) 「大丈夫、ちょっと見てみるから」ガチャッ
(´・ω・`) 「……無理」ガチャッ
(o'ω'n)「えーーーーっ! 直せないの?」
(´・ω・`)「もう夕方、電話も圏外ーー」
(´・ω・`)「しかたない、今日は車に泊まろう」
(o'ω'n)「そんなーーはぁ」
ザワザワ
(o-ω-n)「すー」
(´・ω・`)「寝たか……風邪ひかないようにね」
(´・ω・`)「ハァ、やめときゃよかったな。夜の山は、なんか不気味」
(´-ω-`) 「寝よーーん」
ブツ ブツ
(´・ω・`)「なんだろ、山だから野生動物の鳴き声かな? シカとか」
(´・ω・`)「気のせいかーーやっぱりきこえる」
(´-ω-`)
テン ソウ メツ
(´-ω-`)「けん、しょう、べつーーいや、てんそう、めつ、か?」
(´゜ω゜`)「うっ! なに」
彡(^)(^)「テン……ソウ……メツ……」ピョン スタッ ピョン スタッ
(´・ω・`)「おんちゃん! あ、まだ寝てる」クルッ
(o-ω-n)「すー、すー」
彡(^)(^)「テン……ソウ……メツ……」ピョン スタッ ピョン スタッ
(´゜ω゜`)「ううーーなんだ、こいつは」
彡(^)(^)「テン……ソウ……メツ……」ピョン スタッ ピョン スタッ
彡(゚)(゚) ジタバタ ジタバタ
彡(^)(^) ピョン スタッ ピョン スタッ
ピョン スタッ
ピョン スタッ
(´・ω・`)「ふぅ、いったか。おんちゃんーー」クルッ
(´゜ω゜`)「ひっ!」
彡(^)(^) ニヤー
(o-ω-n)「んー……」
(`・ω・´)「このヤロ!」
(o>ω<n)「ふ、ふぁっ」ビクッ
(o'ω'n)「えーーどしたの?」キョロキョロ
(´・ω・`)「あ、ああゴメンーー(消えた、目の前にいたはずなのに)」
「はいれた、はいれた、はいれた、はいれた、はいれた、はいれた、」
(´゜ω゜`)「ーーおんちゃん?」
(o'ω'n)ブツブツ ブツブツ
(´・ω・`)「とにかく、帰らないと」カチッ
ブオオオ
(´・ω・`)「かかった! よし」
「はいれた、はいれた、はいれた、はいれた、はいれた、はいれた、」
(o'ω'n)ブツブツ ブツブツ
(´・ω・`)「おんちゃん、明かりが見えてきたよーーえ?」
(o'ω'n)ブツブツ
「テン……ソウ……メツ……、テン……ソウ……メツ……」
(´゜ω゜`)「おんちゃんーー」
(o`ω´n) 「テン……ソウ……メツ……、テン……ソウ……メツ……」
(´゜ω゜`)「どうしたの! おんちゃん、おんちゃんっ(なんかいつもと雰囲気が、ちがう)」
(o`ω´n) 「テン……ソウ……メツ……、テン……ソウ……メツ……」
ブロロロ
(´゜ω゜`)「あっ、ここは!」
キキィィーーッ ガチャッ
(´゜ω゜`)「すいませんっ! すいませんっ! だれかーっ」ダンダンッ
住職「はい、ふあーあーーどなたですか? こんな夜中に」ガラガラ
(´゜ω゜`)「ヤマノケ?」
(´゜ω゜`)「そんな! 一生このままなんて」
住職「娘さんはこちらで、お預かりします。残念ですがあまり期待は……」
(o(^)ω(^)n) ニヤー
(´・ω・`)「おんちゃん、今日もきたよーー気分は、どうかな?」
(´;ω;`)「おんちゃん……うぅ(もう、娘じゃないみたいになってる)」
(o(●)ω(●)n)「テン……ソウ……メツ……」
「テン……ソウ……メツ……、テン……ソウ……メツ……」
「テン……ソウ……メツ……、テン……ソウ……メツ……」
【怖い話】(´゜ω゜`) 「ヤマノケ?」 完
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