黒之主と楓(過去)
case01:楓
楓:あたしはこの力を継いで……力を悪用せんとする輩に、怒りを抱きながら戦ってきた。
そして次に継ぐことになるかもしれない候補者に思いを馳せて…時に涙した。
だから……火、水かな。あたしの属性は。
黒之主:………一つ掛けているようだな、楓。
楓:……な、何が足りないって言うのさ?
ヨアヒム:…………光、ですかな?
黒之主:うむ。後を継ぐ者への思い、我に向けたあの慈愛………まさしく光よ。
楓:(………あ、そうだった。最初、こいつあたしを尾行てたじゃん……自分の手の内に収めるまで諦めないっていってたわ…)
特記事項:火&闇耐性30%
case02:ヨアヒム
ヨアヒム:………死者の私めに、属性を問いますか。
楓:身体が無いのにそんな話、酷じゃ無いのかい?
黒之主:身体の有無は関係せぬ。実体がある以上……
ヨアヒム:…………おほん。まあ良いでしょう、私めの属性は闇。暗殺稼業を生業としていたので、不意討ちが主ですな。
毒から何から……一通りはこなしましたぞ。ほっほっほ。
黒之主:………な。ほぼ生前からの受け売りだが紛う事なき事実。
楓:へ………へぇ。そんなもんなんだね。(言い意味では想像通りだけど、悪い意味じゃ……安直というか…)
ヨアヒム:それ故に、私めにあらゆる謀略は効きませぬな、ほっほっほ。女計もしかり。
楓:(あたしの裸を見てあんな慌てふためいたのに……?)
特記事項:闇耐性100%
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。