友情の向こう側見にいきませんか
神門 夕空
視界3㎝
「めっちゃ好きです!結婚してください♪」
出会ってから3回目、目の前に来た先輩に飛び出す告白。
先輩は、ただの戯れと
「ふふふ、私も好きだよ」とほほ笑んだ。
これは、かれこれ1年くらい前の失態。
イベントでしかお会いできない先輩に、会えた喜びが爆発し脊髄反射で発した結婚してください。それからというものイベントでお会いするたびに定型文のごとく告げていた。
私が知る限り3回は確実に言っている。
なんなら「いつしてくれるんですか~」って催促すらしている。
本当に、何なんだい私。
未来を見据える視界狭すぎるよ。
そして、思考が軽すぎるよ。今の私の結婚してくださいと当時の君の定型文weight classだいぶ違うよ!
語尾に♪つけてんじゃねぇよ。語尾を伸ばすんじゃないよ。
weight class上がりすぎて今の私じゃ言えねぇよ!!!
こんな、視界3㎝ヘタレが勝率限りなく0でも希望だけはなくさないように始めたエッセイです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます