前のエピソード――第15話＊

　あなたは屋敷に注意深く戻り門を過ぎる。石垣に上って中にキドニーパイを投げ入れた。もちろん、特製のスパイスがたっぷり振りかけてある。無味無臭の筋肉弛緩剤だ。時間をおいて、食いかけのものを含めて計４個を投げ入れた。たぶん、それほど多くの犬はいないはずだ。サミュエルじいさんにはそう多くの犬を扱えないだろう。

　塀を乗り越えると足早に庭を抜けて建物に身を寄せる。万が一、まだ犬が居た場合に備えていつまでも屋外に居ない方が良さそうだ。手早く調べて目の届く範囲には裏口の扉とフランス窓、半地下室の窓から入り込めそうだ。あなたはどこから侵入を試みるか？

　裏口を選んだ場合は第25話へ、フランス窓を試したい場合は第42話へ、半地下室の窓を調べたいときは第66話へ進む。

⇒第25話へ進む

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890935249/episodes/1177354054890935895

⇒第42話へ進む

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890935249/episodes/1177354054890935998

⇒第66話へ進む

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890935249/episodes/1177354054890936049