第5話今日は花火大会
祖母ががんセンターに運ばれそのまま亡くなった日は太田市の花火大会だった。母の「最期は家族だけで」という考えから祖父と父と父の兄弟が病室に残り私達は1度家に帰ることになった。駐車場から見えた花火は祖母を励ますように夜空に大輪の花を咲かせた。花火は病室からも見えたという。
あの日の花火はとても力強く立派な花火だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます