p.66 満足、その先は何だろうね。

 澄みわたる微糖という缶コーヒーがある。

 あっさり、後味すっきり。

 好みで示すなら、味は……。珈琲豆の美味しさは、どこだろう。こだわれる程、珈琲好きではないけどね。


 澄みわたる味か、上手く書いてる。

 FIREを好んで飲んでるからか、物足りない。

 ペットボトルの珈琲や紅茶だと、味の紹介が面白いと感じる。……まぁ、しっかり見ずパッケージで選ぶ自分に非があるんだが、美味しいに会うことが無いんだよ。


 文章に触れてきたから、見れるようになってきた部分だ。以前は美味しい又は、そうでもない。それだけだった。少しの違いで買う、試してみたい、好奇心を持たせることができる。というのに行き着くと、言葉ってホント面白い。




 筆致――文章の書きぶり

 指摘――全体の中からある特定の事柄を取り上げて、示すこと


 文章の書きぶりであるなら、情景が容易に想像できるほど豊かに書けている、という事だろう。

 指摘はマイナスではなく、プラスでも言えるんだよな。欠点の方向で考えてしまい、なんか違うよなーってスッキリしない。辞書で書かれてることを通すとするなら、だ。


 切磋琢磨する場所であるから、気になる点を言うのは、その通りの行いだと思う。思った以上に読んでもらえて、感想もあった。そして考えてしまう、温度差が生じてしまったと。


 私は何を求めているのか。


 おもしろい企画だと素直に思う。一生懸命に取り組んでるのを見て素敵だな、とも思う。じゃあ自分は? というと、遠慮したくなった。表現力、アイデア、知ってる言葉の数、圧倒されて……。


 どれも良い話。創作に答えは……たぶん無い。

 プロットが決められているから、白黒はっきりでもいいんだよね。読む側の好みで何となく、やめといた方がいい、と正解のようなものが出来上がっていく。




 ひとつ々に時間をかけて返信。

 批評の場、のように感じた。私にとっては初めてのことだ。そこそこ書けるし、その余裕から、意見が欲しいと思っていた。知人に見せれば、 “書けることが凄い” それだけで内容の深掘りは無い。カクヨムでは目が肥えた人が多い。当然だよな、書籍経験、趣味であれ続けていれば得るものは沢山ある。


 一年、二年、好き勝手で続けてきた私。初歩的なものは勉強していると思っている。が、どんなに優しく書かれていても、深く響いた。追求して何を得たいのか。同じプロットであるから、違いも見付けやすい。気にする部分、こだわりたい部分、苦手を補う方法、たくさんある。


 いろんなのを読むうちに生じる違和感は、何なのだろうか。良い機会なのに、何を探しているのやら。



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