ゴブリン・サバゲー戦記~Goblin airsoft military history~

ゴブリン三等兵

第1話 サバゲーにはまる?

僕は2度心の病気になった


就労継続支援施設でリハビリをして回復したつもりだったが


少しきつく言われただけで寝込む羽目になった


立ち直ったと思ったら母親が急に亡くなった


そこから転がり落ちるように体調が悪化して


今は、仕事と買い物以外で外に出かける事はほとんどない




そんな僕にも世話を焼いてくれる人がいるもので


日曜日に大阪にいあるサバイバルゲームのフィールドに行ってきた


同僚の知り合いがゲームに参加するらしい


誘ってくれたのは良いが


本音を言うと、あまり乗り気ではなかった


サバゲーにはインドアとアウトドアがあり今回はアウトドアで25人対25人で陣地を制圧するフラッグ戦と言ううルールでゲームが展開していた




休憩時に、それぞれも思い入れのあるエアガンを見せてもらう


エアガンと一概に言っても本当に色んな種類があった


中には海賊の火縄銃みたいなのも見せてもらったが、出番はなかったようだ


いきなり20万円のエアガンを持たされたが俺にどうしろと!?


持たされているだけで冷や汗をかいた


とにかく同僚が詳しかかったので会話は任せてを眺めてみたが


高いのはスコープだ!と思ったが7000円だった


考えれば7000円でも高いよな


結局最後まで値段が高い理由はさっぱりわからなかった


後で調べると限定品であったり


フルメタルと言ってパーツの大部分が金属製のエアガンは高いようだ




アニメとコラボした限定品のピンクのP-90を持っている人もいたが


目立ち過ぎだろう


アマゾンで調べたら普通の製品だと2万円ちょっとなのに


その限定品は9万円近くしていた


発売当初欲しくても買えない人が続出したらしく


それがこの高価格の原因のようだ




見つかっても対処できると


よほど腕に自信があったのだろうか?


サバゲで生き残るのは


敵より先に相手を見つける


とにかく敵の索敵に引っかからない


スタートダッシュで障害物にをゲットする


障害物からはみ出す面積を最小限にして攻撃する



お昼前のゲームでかなりいい場所で観戦させてもらったが結局誰が撃って


誰がやられたのかも分からずじまいだった




今回はショップ開催のイベントだったらしく参加者が多かったこともあったのか賑やかだった


いろんな服装や装備で戦場へと向かっていく人たちを見守っていると


何だか自分もやりたくなってきた




地元でメンバー募集してないかなとアプリで調べてみたら


そして来月兵庫県の神崎郡のフィールドであるイベントが見つかった


エアガンも、服装もその他の装備も全くもっていないのに無謀にも参加を申し込んでみた


MTBに乗っていた頃の肘当てと膝当てくらいは使えそうだが


実は安物の上半身用のプロテクターも持っているがさすがにこれを装備するのは恥ずかしい


と言う訳で今日、熱帯雨林さんでサバゲー用のマスクと夏用のニット帽


そしてBB弾というエアガン用の弾を購入した


エアガン自体はフィールドで貸してもらえるらしい


結構な値段だったが何時も先走って買った高級品が無駄になることがほとんどなので今回は見送った


ワークマンでサバゲー用の洋品が買えるらしい


明日覗いてみるつもりだ




こうして僕のサバゲー人生が始まろうとしている



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