第18話 何者か。

映画「ここは退屈迎えに来て」にて

将来何になりたいかと同級生に聞かれて

主人公が「何者かに」と答えていた話を

少し前に書きました。


私も全く同じで「何者か」になりたかった。

それが何かも分からずに。


そうして「切り株ねむこ」になったのだと

思います。


「切り株ねむこ」自体は何者でもないんですけど、素の私から「切り株ねむこ」にはなったという意味です。 (意味不明!?)


映画の主人公達の年代の頃の私の「何者」かは

「妻」であったり、

「母」であったりしたかもしれません。

(20代半ば~後半)


けれど、そうなっても私個人としては、

相変わらず。


と、こんな事を考えるようになったのも

時間的余裕が出てきた証拠なのでしょうね。


あとは、先がなんとなーく見えてきたから(笑)


かと言って、

いい歳してもまだ足掻いていて、

じゃあ、大人っていつになったらなれるの?

という気持ちと、同じなのかもしれません。


前にコメントにて書いたことがあるのですが、

リリーフランキーさんが「大人とは子供の空想の産物」だと言っていたと。(CMのセリフなのかな?)


「何者」というのも実はそれに近いのでは

ないかなと思ったりしています。


なりたい職業に就けたら、

「何者」かになれたと思う人もいるかもしれないし、実際にその職業に就いても「うーん」と

思うかもしれません。


でも、とりあえず私は何者かになりたくて、

「切り株ねむこ」には、なれました(笑)

(誰でもなれますが 笑)


出世魚みたく、

「切り株ねむこ」→「ポンポンマットの作り手 切り株ねむこ」→「何でも屋 切り株ねむこ」→?


そうなりたいのかな、私は!?


それもまだまだわかりません(笑)


でも、「切り株ねむこ」になった私。

思いの外、すでに楽しいです(笑)



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