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  • 半身への応援コメント

    「わたし」が指先に繰り返す自傷のなかに、わたしは何を見ているのか。

    そもそもライーサという少女は存在していたのか。人形とは比喩なのか、それとも本当に単に人形のことを指し示しているのか。
    左腕と脚を損なったわたしこそが、変わり果てた姿故にママに拒絶されたライーサなのか。

    半身、というタイトルとも合わせて、狂気と幻惑に満ちた、不思議な感覚になる話ですね。

    作者からの返信

    遅くなりましたが、コメントありがとうございました。
    この作品は大学生のときに書きました。ごく短いし、いま読み返しても悪くないな、と思って採用に至りました。本文は当時からほとんど変えておらず、自分は昔からこうした書き手だったのだと思います。少しでも怪奇幻想の蠱惑を味わっていただけたなら幸甚です。