不登校日誌

第5話2006/9/xx ①

2006/9/5(火) 0:42

バカだ…

また正直に喋ってしまった

まだ、言ってないこともあるが

否定された

『無理だ』

『今のお前じゃ』

『逃げてるだけだ』

お前なんか、生まれてこなければ良かったのに

お前さえ、生まれてこなければ

心配も　迷惑も　朝ご飯も　朝の弁当も作らなくて済むし

バカで惨めだ

部屋も　高い学費も

何もしなくて済んだのに

『いなくなった方が迷惑なんだよ』

言い過ぎた

『そう思ってるなら頑張れ』

『学校は遊びだ』

死にたいくらい辛いのに

毎日が辛いのに　我慢する

それがショックで

否定されたのがショックで

大馬鹿だ

死ねば楽になるぞ

解放される

夢は所詮、夢だ

叶う夢もあった

今の自分を繋ぐのは

将来の夢と

約束だけ…

それがなかったら

ほんとのほんとに死んでいた

お母さん

私、邪魔？

邪魔でしょ

迷惑ばっかかけて

バカみたいだ

一人で浮いて

恥かしい　バカだ　お前なんか、死ねばいいのに

逃げてばっかで

最低最悪だ

できの悪い姉はいなくなって

弟と妹だけで充分だ

『遊び』

死にたいことが遊びか

自分の言ってる事は所詮くだらんことか

死にたい事は

くだらんことか

死ねばいいのか

死ねば

全て

終わるぞ

終わったらいい

だけど、

中途半端で終わらせるくらいなら

最初からいない方がよかったのかな

私がいなければ

心配も迷惑も掛からずに

全てが

上手くいったのに

でも、

楽なのは

なんでだろう…

『とりあえず食わせてもらえる』

『働く自信がないんだろ』

『だろうな』

君に会えたことだけが

自分をここに繫ぎ止めてくれる

この手を、離されたら

この手を離されたら

もう…

後悔だけを抱いて死にたくない

その為なら

生き恥を晒してでも

ナミちゃん、ありがとう

ナミちゃんみたいな人になりたい

『先生が、ナミちゃんに声掛けてみるからって』

『知らないでしょ？』

『ナミちゃんができのいいこ』

生き恥晒して、何やってんだ…

自分…

大馬鹿だ

バカだな

笑える

泣きながら笑ってた