第3話
盗難事件の容疑者だと言われた翌日。周りの視線を気にしながら登校して教室に入ると、クラスメイトが眉をひそめながら小声で話している。その中の一人が私に気付いて、恐る恐る声をかけてくれた。
「あ、牛山さん……お、おはよ……」
「おはよう。何かあったの?」
「……D組の子のロッカーに、折り紙が入ってたって」
その子の話によると、被害に遭ったのは二年D組の女子生徒で、封筒に入れていた二千円が折り紙にすり替わっていたことから、今朝方に学校へ連絡がきたそうだ。
今回被害にあった女子生徒は、その日一日中現金が入った封筒と財布を一緒に教室にあるロッカーに入れたうえ、どちらかが外されても良いように、南京錠とダイヤル錠の二重の鍵をかけるという防犯対策をしていた。
それにも関わらず、昼休み後に行われた体育の授業の関係で、教室に誰もいない状況になった約一時間の間に二つの鍵を開けて鞄を漁って現金を盗み、折り紙を入れて戻したという。
プロの空き巣泥棒のような手際の良さと手口をこなした人物は限られるとして、学校側は折り紙が入っていた時点でA、B組を襲った盗難事件と同一犯の仕業だと睨んでおり、容疑者としてまた私の名前が浮上しているのだという。
現に私の周りのクラスメイトは私を見て疑うようにな視線を向ける。何度説明しても信じてもらえないのは、昨日の殴り込みががあったからだろう。
しかし、不味いことになった。朝一からあの二人がここに来てしまう。そう思ったと同時に教室のドアが勢いよく開き、一番会いたくない彼らが乗り込んできた。
「お前、昨日の今日でよくもやってくれたな!」
「A、B組だけじゃ飽き足らず、D組にまで手を出して……酷いわ!」
「だから私じゃないって言ってんでしょうが!」
ああもう、タイミングが悪い。これでは昨日と同じ繰り返しじゃないか。
せめて昨日と違うのは、連れてきた生徒指導の教師が温厚で有名な
そんな先生も立て続けに起きている盗難事件に眉をひそめている様子は校内でも珍しいと言われていた。
高岡先生は戸田君と桜井さんの後ろから私に声をかける。
「牛山。このところ多発している盗難騒ぎについて、本当のことを話してもらえるかい?」
「やっていません。私、本当に盗んでないし鍵も開けてません。先生も彼らの味方なんですか?」
「頼むよ。学校としてもこれ以上被害を出すわけにはいかないんだ」
「だから最初から……」
「本当のことを言ってくれ。……彼らが昨日、D組の教室で君を見かけたと言っているんだ」
「今回も証拠があるぞ。D組が昨日の移動教室の関係で教室を空にしたときの映像だ」
戸田君はスマートフォンを出して見せてきたのは、また私によく似た後ろ姿の人物がロッカーの鍵を開けている様子が伺える動画だった。
ダイヤル錠を一つずつずらして開けると、順番に南京錠は手で覆い隠すようにして鍵穴に何か金属のようなものを差し込んで開けた。そしてロッカーの扉を開かれると、画面には扉しか映らなくなり、動画を撮るためにズームアウトされたのか、画面いっぱいの扉が小さくなっていくと、千円札を二枚ポケットに入れ、代わりに半分に折り畳んだ和柄の折り紙をロッカーに仕舞おうとする姿が映っていた。もちろん、犯人の顔は隠れたままだ。
「これ以上生徒を疑うことをしたくない。君が話をしてくれれば、犯人に繋がる証拠も出てくるだろう。……頼むよ、牛山」
「…………」
心臓が地面に落ちたような胸の奥が急に重くなる感覚と同時に、鼻先がツンと痛くなる。次第にドクドクとやけに早く叩く心臓の音が耳鳴りの如く聞こえてくる。
先生や彼らはともかく、教室のクラスメイトも皆、疑いの目を私に向けているのが目に見えてわかる。
今ここで「これは濡れ衣です! 二人が私に罪を擦り付けようとしているんです!」とか言ってみたら、この最悪な状況は変わるだろうか?
――なんて、愚問だったな。きっと誰も信じてはくれない。
動画という証拠と、教師が従うほどの権限を持つ探偵役――この二つが揃っていれば、今の段階で充分信じても仕方がないことだろう。私だって、彼らの立場であれば同じように冷たい目でその人物を見てしまう
この状況で、どれだけ私が一人で訴えても、彼らが納得してくれる要素はどこにもない。
張り詰めた威圧感で埋まったこの教室はとてもじゃないけど居心地が悪い。「何か言わなきゃ、早く早く」と自分を急かす度に頭が真っ白になる。
――ああ、こんなことならいっそ「私がやりました」と言ってしまえばいいのかな。
流れに身を任せようとする自分がいる。そんなことを口にしたら最悪な彼らのシナリオに乗っかってしまうのはわかっているのに。
それでもこのもどかしさから抜け出せるのなら、と私は口を開いた。――その瞬間、誰かが私の背中を軽く叩くと、前に出た。
「――随分面白そうなことしてるじゃん。俺も混ぜてよ」
気怠そうな声はそう言って彼らの前に立つ。
顔をあげて、ようやく私の背中を叩いた人物が東雲祥吾であることに気付いた。
「お前か。混ざったところで何ができるんだ?」
「いいじゃん。楽しそうだし。で、コイツが犯人だっていう証拠は?」
コイツ、と言いながら私を指す。すると戸田君はすかさずスマートフォンの画面を東雲君に差し出した。
「この動画が全てだろう。これで牛山が犯人であることは、俺の推理と共に証明済みだ。お前はその泥棒の味方をするのか? 止めた方がいい。泥棒に手を貸すなんて、末代までの恥さらしだ。きっと後悔する。それに俺の両親はこの学校の理事長だ。俺の推理にケチをつける奴は俺への態度を改めた方が良いぞ。この学校で無事に卒業したければな!」
満面の笑みを浮かべる戸田君を前にしても、東雲君はじっと動画を見つめ、巻き戻すこともなく最後まで再生が終わったその静止画を眺めていた。そしてスマートフォンから顔をあげて、彼に問う。
「この動画はアンタが撮ったの?」
「もちろん、盗難の最中の出来事だからこのクラスが移動教室で室内に誰もいなかった時間帯……完全な犯罪の証拠だろう! 牛山さえ認めれば、全生徒が安全に学校生活を送ることができる。東雲、お前も何も言……? 何がおかしい?」
戸田君の言葉に、東雲君は口元を緩めて笑う。私には笑う――というより、嘲笑っているように見えた。
「いや、随分犯人探しに熱心だなって。この動画を撮るために授業をサボったんだろ? 笑っちゃうよ」
「当たり前だろ! A組は全員盗まれ、B組にも被害者が出ているんだ。これ以上被害を出さないためにも……」
「自分のクラスのため、ねぇ」
スマートフォンを戸田君の渡すと、東雲君は話し始めた。
「この事件の被害者は二年A、B組の生徒だ。生徒指導の教師が日に日に見回りを強化しているのを犯人が知らないはずがない。
「それでも被害は起きているってことは、リスクを冒してまで金が欲しいって事なんじゃね? よほど金が必要なんだろうな。
「ま。まだ仮定の段階だから犯人の本性なんて、この時点でどうでもいいさ。余計な情報は早めに切り捨てて考えた方がいい。あとで拾えばいいだけなんだから。
「金目的か優越感に浸りたいだけなのか――この疑問も今は捨てていこう。
「話を戻そうか。
「A組の生徒が全員盗まれたんだ。なんらかの意図があって隣の教室に移り、ジワジワとB組の荷物を物色しているのなら、次もB組の生徒が狙われる確率は高い。
「生徒に恐怖感を植え付けて、強張っている顔を見て嗤っていたい犯人が俺なら、迷わずB組を狙うね。
「……趣味が悪いって? 例えだよ、例え。
「……それにしてもアンタ、思っていた以上に頭が切れるんだね。定期テストでヤマを張った範囲が良く当たるタイプだろ?
「今回も次に狙われるのは【B組の盗まれていない数名の誰か】ではなく、【厳重に鍵を掛けたD組】だって予想して教室に犯人が現れるのを待っていたんでしょ!
「すごいな。その予想に音の出ない小さな称賛の拍手を送るよ。
「……あれ、でもさ。
「衝撃的な場面に遭遇したときは手が震えたりとか、驚いて声を上げたりとかしねぇ? 俺だったら絶対に声を上げてたなぁ。
「もしかして……事前にわかっていたから動揺しなかった、とか?
「でも待てよ……? そもそも動画って必要だったのか?
「自分の成績を落としてまで決定的な証拠の動画を撮るんだったら、その場で捕まえればよかったんじゃね?
「こんな大勢のギャラリーの中で公開処刑するまでもなく、騒ぎを何もなかったかのように収めることだってできるだろ。理事長の息子権限があればどうとでもなるんじゃねぇの」
東雲くんは食い気味で饒舌に話す。随分楽しそうに話す彼とは対照的に、戸田君は口出しする暇もなく、次第に顔が青くなっていく。
言われてみれば確かに、戸田君本人が動画を撮影したのなら、その場で犯人と仕留めてしまえばいい。早期解決を望むのなら、彼が先陣を切って犯人を直接手を下せば終わる話だ。
わざわざ撮影に集中したのは、否定できないほどの絶対的な証拠を掴むため?
犯人を生徒の前に突き出して自白させ、自分の実力を校内中に知らしめるため?
スマートフォンを持つ手が震える戸田君に、さらに東雲君は畳みかける。
「……ところで、『室内に誰もいなかった時間帯』とか言ってたけど、正確には何時の話?
「普通科のD組が教室にいない時間帯をなんで特進科のアンタが知ってるのかは置いといて。
「犯行現場を見ていたのなら、時間くらい答えられるだろ。
「それとも……動画と正確な時間がずれているから答えられない、とか? あるわけないよねぇ?」
東雲君が戸田君の顔を覗き込むようにいうと、戸田君の顔が完全に怯んだ。何も答えられない戸田君に、大袈裟に肩を落としてがっかりした東雲君は言う。
「動画を撮った奴に言っとけ。【細工するなら、動画の中に時間と場所がわかるものを入れない方がいい】ってな」
「え……場所?」
「だから、それどう見たって、教室が違うだろって話」
彼の言葉に混乱しながら、戸田君は動画を再生して目を見張るが、どこが違うのかわからず眉間のしわが次第に濃くなっていく。
それを楽しそうに嗤う東雲君は、今度は私の方へ向いた。
「あー……うし……何ちゃん、だっけ? ウシオちゃん?」
軽く頭を捻りながら聞いてくる。惜しい。同じクラスなのにわからないのか。
「うし……いや、ぎゅう?」
「……牛山です」
「そうそう、牛山ちゃん。一応確認しておきたいんだけど」
先程までの笑みから一転、真顔で私に問う。
「アンタが盗んだの?」
ぷちん。
――小さく何かが弾ける音が聞こえた。
外からではなく私の頭の中から、幻聴にしてはやけにはっきりと聞こえたその音と同時に湧き上がるのは、信用してもらえないという悲しみよりも、同じ話を繰り返し聞いてくることへの苛立ちだった。
「……私は、盗んでないし鍵も開けてない! もし仮に私が犯人だったとしてもこんな面倒なことしない!」
疑われてから同じ話を何度もした。それでも理解してもらえないのは、戸田君の推理と動画を多くの人が信じているから。
それに対して、信頼してもらえる材料が一つもない私を庇ってくれる人はいない。助けてくれそうな先生も、私に本当のことを話せと疑いをかけてきた。辛うじて猪野先生が信じてくれているけど、この場にいなければ同じことだ。――彼もまたその一人なんだろう。
自分が嫌になって怒鳴った後で、唇をかんだ。ぐっと目頭が熱くなる。やり場のない苛立ちと後悔と虚しさで、きっと酷い顔をしていることだろう。
自棄になって睨むと、彼は小さく笑って、私に想像していなかったことを口にした。
「そっか。じゃあアンタを信じるよ」
「……え?」
東雲君の言葉に驚いたのは私だけではなかった。後ろで見ていた戸田君や桜井さん、高岡先生、それどころか、教室にいた誰もが唖然としていた。
「信じるって……」
「だって盗んでないんだろ?」
「そうだけど、でも」
「貴方達、さっきから何を……」
「あくまで仮説だけどさぁ!」
桜井さんの言葉を遮って、東雲君は教室にいる全員に聞こえるように言った。
「――仮説だけど、誰かがコイツに濡れ衣を着せようとしている。そういうのって大体、推理小説なら憎まれ口を叩かれても気にしない奴にそそのかした黒幕がいるってモンだけど、今回の騒ぎに関してはどうなんだろうな? 全員が全員、共犯だったりして?」
ニヤリと浮かべたその見下すような笑みに、この場にいる全員が身震いした。眉をひそめて苦い顔をする高岡先生が東雲君に問う。
「東雲、これは小説の話じゃない。実際に起こっている盗難なんだ。それでも君は彼女の無実を信じるのかい?」
「本人がやってないって言ってるし、注目浴びている中で人殴った挙句怒鳴り散らすガサツ人間がこんな几帳面なことできるわけがないっしょ。決めつけるにはまだ早いんじゃね?」
「失礼にも程があるんですけど!」
「うるせぇ、ちょっと黙ってろ」
唐突に人の悪口を言っておいて放置するなんて。
東雲君は私を見ずに言葉だけで払い除けると、戸田君に人差し指を突き出す。
「一日で真犯人を見つけてやるよ、無能な教師と理事長の息子が全校生徒や教員の前で大恥をかかせるわけにはいかないからな」
今まで表に出てくることなく、後ろで空気と化していた東雲君が堂々と宣戦布告をしたことに、教室にいる誰もが呆気を取られた顔をして言葉にならない声を漏らす。
その中でも私は特に、疑うように彼に「はぁ?」と呟いて彼の腕を掴んでこちらに顔を向かせる。
「うおっ。なに急に?」
「なに? はこっちの台詞。東雲君? 今何て言った? 一日で真犯人を見つけるって本当に言ってるの?」
「いいじゃん、ただのお遊びだろ」
「今後の高校生活を左右する現状をたかが遊びで終わらせないでよ!」
彼の緩んだ頬を引っ張る。私なりに強い力で引っ張っている割には、平気そうに笑っている。――いや、こういう顔をなのかもしれない。変人か?
「頭が固いな、ウシイさん。こういう状況は楽しんでなんぼでしょ。金を盗み、意味不明の折り紙を残し、ピッキング技術も兼ね備えている犯人……楽しい鬼ごっこの始まりじゃん」
「だから牛山だって言ってるでしょ! こんなところで名前間違えるとか、東雲君って馬鹿なの? 空気読めないの?」
「俺の名前に羊はいても馬や鹿はいねぇから」
「知らないよ! どうでもいいし!」
なんなのコイツ!
罵倒も焦っていれば言葉にもならない。投げやりの罵倒と同時に彼の頬を挟んでいる指の力が強くなるが、彼はケタケタと笑っていた。
話が全然進まない。彼は本当に変人なのかもしれないと、本気で思い始めた。
すると蚊帳の外だった戸田君が、若干眉を吊り上げて割り込んできた。
「東雲ぇ! 随分大きく出るじゃないか。もし真犯人とやらが出てこなかったらどうする? 牛山がどうなってもいいのか?」
ちょっと待って、どうして私が犠牲になる方向に話が進んでいるの? ――と私が口を開く前に、東雲君が私の手を外して、戸田君にあっけらかんと答える。
「焼くなり煮るなりすればいいじゃん」
クラスの皆と教師がいる前で東雲君は堂々と宣言すると、教室内が沸いた。理事長の息子と唐突に表れた問題児。たかが小さな学校の盗難ごときで、バトルアクションゲームの対戦相手が開かれた時の歓声に近い発狂ぶり。
私は一人ぽかんと開いた口が閉じられなかった。既にクラスメイトの中には野次馬を飛ばす生徒もいる。
この状況に優越感を覚えたのか、戸田君は満足そうに笑った。
「……いいだろう! 一日だけ時間をくれてやる。一日で牛山の無実を証明できなかったら、お前ら二人とも理事長の処分に従ってもらうからな! ま、せいぜい頑張りたまえ」
まるでマントを翻すように、胸を張って歩く戸田君を筆頭に彼らは教室を出ていった。教室中がざわつく中で、一人呆然を立ち尽くす私に東雲君が楽しそうにケタケタと笑いながら言う。
「随分大きく出たな。今の見た? あの自信満々な顔。さっきまで証拠の動画を見て慌ていたのに、自分が有利って思った瞬間にあの顔だよ。いやぁ……ある意味尊敬するよ。というわけで真犯人が見つからなかったら連帯責任ってことで。いいよね? ウシジマちゃん」
「……牛山だって、言ってんでしょうが!」
他人の今後がかかっているのにも関わらず、なぜ彼はこんなに活き活きとしているのだろう。初めて見る表情はとても新鮮で素敵に見えるだろうが、今の私には苦笑いを浮かべて自分の名前を訂正するくらいしか言葉が出てこなかった。
「それは了承したと受け取って良いんだよな?」
「もう有無を言わさず受け取ってるじゃん……」
「物分かりが早くていいね。宜しく、牛山ちゃん」
謝る気もない彼は自分の席に戻っていく。席につくと同時にクラスの男子数名が彼の元へ集まり、どうやって犯人捜しをするのか、秘策はあるのかと茶化し始めると、そそくさに机の上に突っ伏して寝る体制をとった。
興奮冷めやらぬ中、先程の状況を知らない先生が不思議そうな顔をしながら入ってくると同時に、授業開始のチャイムが鳴り響いた。
たった二日の間に急展開が起こった盗難騒ぎに、私の頭はパンク寸前だった。理由もわからずに疑われ、何も言っても信じてもらえず、もうダメだと自棄になっていると、唐突にまともに話したことのない彼が現れたかと思えば、他人のお遊びに巻き込まれるような形で高校生活を終えるかもしれないなんて。こんな状況、誰が想像できただろうか。
授業中も先生の話を聞かずに考えるけど、良い案は何も出てこない。そればかりか、先生に注意される始末だ。
考えるのも嫌になってきた頃、先生が黒板に書き込んで背を向けているのをいいことに、教室の一番後ろに座る東雲君に目をむける。授業が始まる前は机に突っ伏していたのに、珍しく起きて窓の外を眺めてぼーっとしていた。
まともに話したことのない彼に、私は今後の生活を賭けることになるのか……。
不安と同時に、彼はどうやって犯人を捜すのか。――あれ、なんでだろう。不思議と興味が出てきた。お遊び半分で挑む彼より、深刻な状況にいる私がこんな楽観視しているのは、隠しきれない好奇心からだろうが、使える手段は片っ端から使うべきだ。もう一人で考えられる問題じゃない。
この選択は鬼が出るか蛇が出るか――賭けに出ようと決めた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます