太陽がめぐり、月がめぐって

何度か太陽がめぐり、月がめぐった後、男の子は家へ帰ってきました。

数日間、家族との団欒を楽しんでいた男の子は、買い物をしに都会へ行きました。

都会の広場には、看板にはこんな文章が絵の写真と共に張ってありました。

「この作者 申し出よ

作者には 金と 城専属画家の 地位を 与える」

男の子はかなり驚きました。だってそれは自分の描いた絵だったんです。

しかも、自分が初めて描いて、初めて物々交換で物をもらった、思い出深い絵なんです。

それが、どうしてここに?そう思いましたが、とにかくどうでもいい、お城に行こうと思いました。

そして――翌日、持っている中で一番立派な服を着て、城へ向かいました。

城は大騒ぎ。いきなり現れた作者をもてなすのにてんてこまいでした。

王様と会ったり、挨拶をしたり、絵を描いたり・・・

男の子も、てんてこまいでした。


これでこの話はお仕舞いです。

え、中途半端なところで終わってるって?

しょうがないですね、続きをちょっとお話しましょう・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る