夢の国へと、行って帰って。

 私はほんとのことしか言わない。

 嘘をついて悦に入るほど私は小ものじゃあない。

 ほんとのことを、言わないときはあるけどね。


 こんばんは、ディズニーランドから帰ってきてホテルでまったりななつきです。いまはなごなごです、和みのなごなご。そしてきょうも元気にきゅーきゅー。なごなごきゅーきゅー。


 きょうは、思ったことなどつらつらと。


・ジェットコースターの幸福論。

 ジェットコースターって、大人になって乗るとこわいのな……。いやまあ私が大人かどうかっていう議論は置いといてですねえ、とりあえず来週19でしょうもう子どもではないでしょうたぶん。

 それってなんでだろーなーって、考えたのですが。

 やっぱり、大人のほうが、重いからではなかろーか。

 ええとこれは体重とか体格とか、そういう問題じゃあなくてですね。守るべきもの背負うべきものが、子どものころに比べてぐんと増えているからではないでしょうか。

 守るべき背負うべきものがあるから、自分を、簡単に放り投げることができない。

 あるいはそれは束縛だっていう意見もあるかもしれません。それは確かにそうかもしれない、そう思うときは確かにあります。重いなあって、これほどいたら楽なんだろうなあって。

 でも、楽と幸せはイコールではないことを、私はもう知ってしまっている。あきらかに、決定的に。

 がたんがたんとのぼっていく途中、ああここで落ちられないなと思ったのです。落ちて、ひゅうって、飛んでくことはできないなあって。

 もう、私には重みがあるから。

 小さなころは、ジェットコースターが好きな子どもでした。このまま飛んでいってもいい!って思った。あのときの身軽さを、ときどきどうしようもなく思い返し。でも、やはり私はしっかりと、地面を踏みしめるほうを選ぶのでしょう。ジェットコースターを、眩しそうに見上げつつ。


・夢の国への逃避のあとは。

 きょうは楽しかった。日常のことをすべていったん置いといて、無心になって楽しむことができた。そう、日常のことは置いてきた。非日常を、楽しんだ。日常から逃げ出して、とにかく遊んで楽しんだ。

 でもね、なんでかね、なんでだろうね、そんないちにちの終わりに話すのは、やっぱり日常のことなんだ。

 知り合いのだれだれがねとか、あしたの授業がねとか、バイトでやってる仕事がねとか、ホテルに帰るバスではそんなことばっかり話していた。日常を、取り戻そうとしていた。まるでいちにちの空白を埋めるかのように。

 日常が、たまらなくいとしくなった。

 日常に、帰りたくなった。

 現実逃避の意味というのは、まさにこれなのだと思う。逃げなきゃわかんないことってあるよねー。

 そしていま、私は日常をすこしでも取り戻すためにこうしてブログを書いているというわけです。ふしぎなもんよねー。


・きゅーきゅー。

 なんでディズニーにあざらしっていないんだろう。

 いやまあいても困るけど。なんかキャラかぶっちゃうし。



 ではではきょうは、舞浜のホテルに一泊いたします!あしたは一限からですよー!がんばる!

 最近にしては珍しく、ちょっとだけ内省的な内容を含む日記でしたー!前はいっつもこんなんだった気がするけどなー、なんか最近日常のぼやきが多かったからなーぶつぶつ。

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