#詩コン 存
最果ての星を希み、底に敷かれた我楽多に寄り添う影に
光を零して嘘を付く紅茶の味はホログラムの残骸の薄らぎ
天に流された星のおわりまじかの呪いの宴で、
食膳に湿らした末期の水たるや、救われもしない
畜生にも美味し、丸焼けの豚に成りたい。
罪深き私の聲のようなレクイエムは淡々と吞み下され
蓄音機から黒煙を描き、幸福の物語を模倣し尽くし
痘痕烏の欠片を音した、風花は舞い踊り続ける
承る花、愛でれば情か葬花、唖々と赫とを漏らしただけ
垂れ流した糞尿も、嗚咽も、喘鳴すら風化する。
ハリボテの祈りたちは加護の下で筵を編む
身を寄せ合い、知ら占めるものもなく、生を擁いて
底は如何様にも富んでいる。思えばこそ、何処も都。
午後11:36 · 2020年5月27日
#詩コン 存 @utakatakotyou
詩コン賞ありがとうございます٩(>ω<*)و
底にある、其処にいる
すべてをくみ、ふくみ、
いただける、そのもの
(午後8:48 · 2020年5月31日
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます