愛猫の夢


大手毬に擬態して丸くなっていたお前の事を思い出す


どうしてあの日、庭仕事をする俺の側で嬉しげに駆け跳ねていたのかを

いつか聞かせてほしい。


無口なお前がうっかり笑い声でもあげそうな 真新しい夏



/愛猫の夢

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