第11話 鬱を詠む。
鬱を詠む。「黒い卵の白身が涙…」…だめだやっぱり日本語おかしい
鬱の日は足元を見る これ以上転んだりとかしてたまるかよ
ひとり飲み 愚痴繰り返す二人連れサラリーマンの声が愛しい
帰りたくない居酒屋を後にして帰りたくない二軒目にいる
鬱という病気はお風呂に入れなくなる病気だと堂々と言う
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