物申す!
突然だが私の愚痴を聞いて欲しい。
私の愛すべき県の愛すべき地元は、私の県の県庁所在地である。
しかしながら、その知名度は本当に低い。
『餃子?浜松餃子のが有名じゃね?』
などと宣う観光客や他県からの単身赴任者などもいるレベルだ。
それ自体は別にいい。
餃子を食べた後に口臭が異常に臭くなる呪いをかけておこうと腹の中で思うくらいだ。
許せないのが鉄道関係だ。
基本的に田舎なので、生活の移動手段は車。
どこに行くにも車移動なのだ。
私も高校生になるまで電車の切符の買い方がわからなかった。
何番線から目的地の電車に乗ったら良いかなんてサッパリわからなくて、一緒にいた電車通学の友人に手を引かれて歩いた思い出がある。
今でも駅の切符を購入するための料金表の見方が正直わからない。
交通系電子マネーが発達してくれたおかげで今は快適に電車に乗って都内に出ることが出来る。
そして今回、横浜遠征にあたり交通費を出来るだけ抑えるために鉄道会社が販売してる休日のみ使える格安の回遊切符で移動することに決めた。
問題はここ。
何故かその回遊切符は我が県の県南の駅からしか使えないし、購入出来ない。
使用出来る範囲も県庁所在地である私の地元は範囲外である。
県南の駅に行くには追加で切符を買い電車で行くか、車で行き近場の駐車場に停めて行くしかないのだ。
不便だ…。
せめて!!せめて、県全域をとは言わないが県庁所在地まで範囲に入れて欲しかった…。
どうにかしてよぉ…ド〇えもん…。ときっと眼鏡の彼なら泣きつくであろう。
泣きつく猫型ロボットが私にはいない。
どうしよう。電車で行くのめんどくさくね?と悩んだ結果、私の可愛い可愛い弟を召喚することにした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます