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幾億の水滴あらねば縹渺の海原あらず生命と宇宙も
幾億の水滴あらねば縹（ひよう）渺（びよう）の海原あらず生命（いのち）と宇宙も
【語釈】
縹（ひよう）渺（びよう）ははてしなくひろいこと。いのちと宇宙を、水滴と海原で譬（ひ）喩（ゆ）している。あまり新鮮な内容ではない。いっそのこと、素粒子と窮極集合くらいに極端な譬（ひ）喩（ゆ）にしたら面白かったかもしれない。
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