登場人物紹介 5 破滅の剣
【 ティアヌ・シル・レーア 】
穏やかな性格のエルフ族の青年。二十五歳。
魔術師であり、四大元素(火・水・風・地)に精通しているエルフ族であるため、独自のスペシャルマジックを使用する。
『隠れ里』という集落の族長的立場にある父の跡を継ぐ立場であったが、世界への憧れと好奇心のあまり閉鎖的な故郷を出た。方向音痴で、喋ることが大好き。ひとり旅のときには、常に独り言を口にしていたようである。
髪と瞳の色は薄青色。
【 リーファ・ド・フェルマ 】
フェルマという二種族がともに暮らす村の出身。十五歳の少女。
ショート・ボウという弓を使い、短剣の扱いにも長けている。力ではなく、敏捷力を活かした手数の多い攻撃が得意。
互いに力の優越を争う二種族の若き族長たちの間に生まれたため、幼い頃から隠れ住み、孤独に過ごしてきた。生い立ちから素直に他人に心を許せず、かたくなな態度を取っていたが、ティアヌや旅の仲間たちと過ごすうちに、少しずつ変わっていくことに……。
琥珀色の瞳が、種族の証でもある。
【 マウ 】
細工物の得意なトット族の幼い子ども。謎のエルフ族の男の襲撃を受けて、村が壊滅させられたが、祠の裏に逃れていてひとり助かった。好奇心はティアヌ以上。
また、見かけに似合わず素早く行動することができるようだ。戦いのときには戦力にならないが、足手まといになることもなくどこかで待機しているらしい。
舌足らずだが、大陸共通語を話す。
【 ルレファン・デム・ドーラ 】
ティアヌの幼なじみ。二十五歳のエルフ族の青年。
意思が強く、粘り強い性格。『隠れ里』では、同い年ながらもティアヌの良き兄貴分だったようだ。ティアヌが故郷から抜け出すのを目撃し、ティアヌから「一緒に行こう」と誘われたが、その場で断っている。
赤い瞳と、赤銅色の長い髪の持ち主。
【 シムリア 】
赤い髪と翠の瞳をもつ女戦士。剣を武器に選び、冒険者として大陸を回っている。組んでいる仲間は、斧使いの巨漢戦士ザアドと、
ミディアルの街で酔っ払いに絡まれているところ、助けに入ったクルーガーと出逢った。
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