あの人のもとに
_貴方はいつ帰ってくるの?何故未だに私の前に現れてくれないの?もう…貴方が居なくなってから7年も経った。久々に会いたい。早く帰ってきて欲しい。
流歌「未来さん、お茶です」
未来「うん、ありがとう」
流歌さんが側に居てくれるお陰で、私は元気を出せる。でも…でも貴方が居ないといつもの生活じゃない…
未来「ねえ、流歌さん。私さ、もう待ちきれないよ。」
流歌「え?」
未来「私、咲桜さんを探しに行く。」
流歌「え、あ!それなら私も…」
未来「流歌さんはここに居て。給料、払えなくなっちゃうけど…でもしばらくは、この家の中で待ってて。流歌さんに万が一の事があったら…私、耐えられないから。」
流歌「……」
未来「明日、行ってくる。」
流歌「…分かりました………」
ごめんなさい、流歌さん。でも、私は咲桜さんが居ないと耐えられないの。 本当に…いつも流歌さんにばっかり迷惑かけてしまって本当にごめんなさい……
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