短編小説っ!
――って、こんな時間にカクヨム見てる人あんまりいるか!?と突っ込みながら自分で考えた短編小説書きます!
では、どうぞ!
カランコロン……。
僕は、とある所の扉を開く。
そこはとある場所のとある時間にしか開かない場所。カランコロンとなる扉はスナックバーとか夜に開く店だろうが――、ここは違った。
「お、来たか」
「先輩、なんのようですかー? また愚痴を聞かされるんですか?」
「俺はそんなうるさい奴か。そうかそうか。ならもっとやろうか?」
「先輩、そんなドSな趣味――」
先輩からチョップを食らった。
「冗談冗談。なんで呼んだかはな――、恋愛相談だ」
え、そんな恋愛相談に乗るほど恋してませんが?
「俺は好きな奴がいる」
少し赤らめながら言う。
「それは――、国だ」
ドキドキした雰囲気が無駄になった。
「……、へ?」
すこし、間抜かけな言い方をしてしまう。そんなの当たり前だ。好きな○○と言えば人が定期なはず……。
「ひ、人じゃないんですか国ですか?」
「俺は一言も人間とは言ってないぞ?」
「あ……。で――、どこですか?」
「スウェーデンだ。なぜだかな、国の形がな……、可愛いんだよ」
「か、可愛い……?」
まぁ、人が可愛いって言うのもは人それぞれだが……、
「それで、俺はスウェーデンに行くから部活任せたぞ」
と、呼ばれた挙げ句、部長を任された。しかも、恋愛相談と言われたはずなのに……。
言い返す前に行ってしまった。
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