00037

大半の人間は、目の前に真理があっても気づかない。


真理とは「物」として存在するのではない。

真理とは、理解されるものだ。


例えば英語で、文法書を持っているだけでは英文法の本質は分からない。それを読み、研究し、応用してはじめて本質を体得できる。


真理とはそういう、深遠なものなのだ。


くれぐれも一読して分かるものではない。


ただしあるものに対し「これは真理に通じるものだ」という直感を働かせられる者もいる。

そういう才能は磨くべきだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る