トリプルプレイ助悪郎/西尾維新
西尾維新の『JDCトリビュート』第二弾。第一弾はミステリであることを否定した後に物語が始まったが、今回は最初から最後までミステリだった。短い割には、いや短いがゆえに、作り込まれたトリックが際立ちます。でも叙述トリックは、あまり好きじゃないんです。新本格以降しきりに用いられますが、ドッキリにでも引っかかったような、「これだけ長く読んで引掛けがオチかよ!」的な後味の悪さしか得られません。でも、本作くらいの長さで鮮やかに決め、更に二転三転させれば、「これもアリかな」という気にもなります。つまり、面白かったです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます