超音波少年カトリの必殺技

 とある夕方、俺はコンビニに向かうと、俺と同年代と見られる高校生数人が入口の前に座っていた。

  このままだとコンビニに入れない。正直邪魔だ。

  俺は口を少し開いて、数秒動かない。


 蚊の鳴くような叫び!モスキート・ラウドネス


「うわっ! ウルセー!」


  少年たちは突然耳を塞いで入り口を立ち去っていく。

  俺は彼らがいなくなるのを見計らって、コンビニに入った。

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