どうやって書いてるかのはなし

 ファンタジーは書けないんです何故なら大変だから。

 っていうはなしをしようと思っていたんだけど、そんな自分が悲しくなるだけのはなしをしてどうするんや……と思ってやめました。

 書けないのよ、イチから設定つくるの大変だから。

 現実世界はほら、現実じゃん。


 まあいいや。

 プロットとか、基本は紙に書いたりしないです。

 ぜーんぶ頭のなか。

 頭からおケツまで一連の流れをつくってから、冒頭もまず頭のなかで文章化してしまって、ある程度まとまってから文字にします。

 スマホでぽちぽち。

 基本的に静かな空間にいないと集中できないタイプです。

 午前中に外で洗濯物干しながらあれこれ妄想したりして、うーん興奮する!と思ったらそれを採用。

 そうじゃないときは、わたしはまず色を決めるところから始めたりします。

 カクヨムさんで使うイメージカラーのことじゃないよ。

 お話が出来上がる前の、そのお話の色です。

 例えばカクヨムさんでも公開している『汚い透明な紫』は、もうタイトルにそのまんまその色をつけました。

 いやあの、上手いことタイトル浮かばなくてさ。へへ。

 どんな色か。

 赤かしら、青かしら。

 緑かもしれないし黄色かもしれないし、茶色かもしれない。

 これかなって色を決めたら、例えば赤にしてみようか。

 そしたらその赤を、まず触ってみる。

 あ、考え方の話しよ、実際に目の前に存在してるわけじゃないよ。

 頭のなかのお手々でね、触ってみるのです。

 どんな姿をしているだろうか。

 丸くて柔らかくて、ぷにぷにしてるかもしれない。

 全体的に鋭利で、ガラスに着色したみたいに半透明かもしれない。

 クレヨンで雑に色を塗ったような、べたべたした粘土みたいかもしれない。

 宝石みたいに光輝いていて、ちゃんと形も綺麗に整えられているかも。

 匂いは?

 すごく甘くて果物みたいかも。

 香水みたいな匂いかもしれない。

 もしかすると臭いかも。

 好き嫌いの別れそうな嗅いだことないような匂いかもしれない。

 その赤が、どんな赤なのかをよくよく観察してみる。

 もみもみこねこねして、つつき回して、取り敢えずその赤をいろんな角度から覗き込む。

 そんで、例えば風船が空気抜けかけて地面に落ちてるような赤なら、公園でひとりぼっちでいる女の子の姿になる。

 その子は喧嘩したのか、家出したのか、わりとそんなに小さな子じゃないな、夕方、滑り台に登って動かない。

 そこらへんまで浮かびます。

 そしたらあとはもうそれをなんとかしてお話に仕立て上げる。

 多分掌編だな。

 誰かが迎えに来て女の子の気持ちが軽くなって終わるな、とか、全体の姿をつくって、冒頭から文章に直していく。

 そんである程度文字数固まったら、ちゃんとスマホに向かってぽちぽち打つ。

 みたいな。

 まあ、今のは面白くならなさそうだからボツだけどね。

 なんかそんな感じでお話つくってます。

 まあ実際はあれよ、そんな可愛らしい話じゃなくて、BLのえろがどんな展開かみたいな、そんなんが多いけどね。

 残念なこった。


 ……なーにーかー、書き忘れている。

 だが忘れているからなにを書いてないのか分からない。

 まあいいや。

 思い出したときにまたネタにしよう。


 やれやれ次は何を書こうか。

 お話づくりには直接関係のないことでも書いてみようか。

 いやいや違うな、世の中総てが創作のネタ。

 そんなことでも書いてみようかね。

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