もう何も言わないで
Lie街
2019 わヲん
自分と自分そっくりなロボット
memo
自分
生命 寿命 血が流れる 痛みを感じる SEXができる
ロボット
機械 半永久的 コードと電流 感じない?
SEXが出来ない?
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少し前に考えてたこと、僕と僕そっくりにできた鉄の塊は僕とどこが違うのかと。
もし、肌の質感、目の動かし方、口の動かし方、歩き方、走り方
もし、心の動き方、思考パターン、声の出し方あるいは声質、喉仏の上がり方、下がり方、トイレに行く間隔etc.が寸分も違わず生活をするロボットがいたとしたら。
きっと、そのロボットの方が僕よりも僕らしいと思う、誰も疑いはしない、気づきはしない。僕がいかにも発しそうな言葉や体の動きをAIかなんかが判断して動かすのだから。
これとよく似た現象がある。例えば福山雅治のモノマネをしている人がいる。そして、僕らはその声をいかにも福山雅治らしいと考え、感心する。彼らは福山雅治の特徴を捉え取り出しそして、少しの誇張を交えて放出する。その後で福山雅治本人の声を聞く、そうすると少し違和感を覚えるのだ。モノマネの方が本物らしい気がしてならないと。
僕の記憶から動きや思考パターン、見た目をそのままコピーした人形ロボットがいたとしたら、そのロボも僕のしそうな行動を状況や場所に応じて作為的に選ぶのだから少し誇張されるのではないだろうか。わざとらしいくらいに僕らしさを出そうとするのではないだろうか。そうなると僕は僕らしくない僕になる。だって、僕よりも僕らしいロボがいるのだから。
本来自分らしさなど自分から意識して得るものでは無い。なのにロボはそれを意図して得られるのだとしたら…。
僕と僕そっくりのロボがいた場合
要らない存在とはどちらか?
オリジナルとコピーとの価値は同じか?もっと言えば、命あるものと命なき機械どちらをとるのか?
機械と言えど記憶も心もある。
僕には分からなくなってしまった、結局僕と僕とそっくりなロボ何が違うのだろうか。
定義が曖昧でふらついている、今日は少し夜が怖い気がするよ。
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