異世界転移して傭兵稼業始めました。

@TudaKunitugu

第1話一人だけの旅の始まり

 「おやおや、坊主。しんでしまうとはなさけない!」


 「...」


 「どうした、なにか言わぬか。儂が馬鹿みたいではないか」


 ...いったい、いったい何がどうなっているんだ...?俺はさっきまで、そうついさっきまでフロームソフトのアーマード・コマンドーの10年振りの新作ゲームソフトを開店三時間前からおずおずと人目を気にしながら待機してやっとの思いで手に入れて、それで...それで...


 「おい、無視するでない。我はこう見えても結構偉いんじゃぞ」


 声をかけられ咄嗟に顔を上げ、キョロキョロと周りを見渡す。そこで初めて自分がどの様な場所にいるのか認識する。そこは自分を中心として淡い金色に輝く円形で先が8m程の床、――少なくとも八畳よりも二回り程大きい、で空間が出来ており、恐らく壁は何もない闇のような感じだ。しかし、この空間には何故か暖かみがあり、不思議と安心する。そして俺の目の前、空間の端っこに綺麗なきつね色のロングヘアの幼女が俺の身長程―――168㎝より少し大きいぐらい、の大きさの岩の上に座っている。ただ、その幼女はどう見ても人間ではなかった。簡潔に言うと、本来人間の頭のそこにはあるはずの無いピンと立った細い動物の、狐の耳があり、恐らくお尻の辺りから生えているであろう彼女の胴体程の大きさの尻尾が後ろから回されて彼女の膝の上に乗っかっている。更に服装も緋袴に白衣に草履とまんま巫女装束だ。しかし、かわいい。丸みを帯びて整った綺麗な輪郭に目元が緩く細くなっていて、しかし深い紅の瞳はしっかりと見える。小さく、水水しさが離れていても分かる唇不満げに曲げ、きつね色のまろ眉を寄せている。


 「って、狐娘じゃないか!!」


 「見ればわかるじゃろ...」


 興奮冷めやらぬ俺に対しその幼女は呆れた様子で答える。


 「ってちがぁあう!!ここはどこじゃ!!」


 「騒がしい奴じゃのう。まずは自己紹介が先じゃないかの?」


 「あ、どうもすみません。私、岡倉昭典と申します」


 「情緒不安定じゃな...。それと昭和臭い名前じゃなぁ」


 「ぐっ...結構気にしてるのに...」


 そう言いながらへなへなと落ち込んで見せる。自分で言うのもなんだが、結構いい感じに落ち込めたと思う。


 「儂は稲荷天狐じゃ。まあ、若くに死んだ者の取り扱いを司る神の代理じゃ」


 俺の渾身の傷付いてるアピールを完全スルーして、自己紹介をしたのに代理なのなお前な。...ん?


 「それと、儂はこれでもお前のおおよそ千倍は生きとるからな」


 ロリババアかよ、最高じゃん。


 「ってちがぁあう!!俺死んだの?マジで?」


 「マジ、マジじゃ。確かお主、丁字路の横断歩道をわたっておったな。不幸にもそこに黒塗りの軽トラが飛び出してきての、運転手は御年74じゃったか。お主を引いた後勢い余ってそのまま建物に突っ込んでの、お主より先にこちらに来ておったようじゃなフフッ」


 フフッっじゃねぇよ!!二人死んでんじゃん!!うち一人は俺なんだけど!!


 「はぁ...じゃあもう出ないと言われたアーマード・コマンドーⅥはプレイできないのかぁ。俺が死んだことよりも残念だぁ」


 「ほう、意外じゃのう。お主進学先も決まっておったようじゃが。死んだことに対して反応がうすいのう」


 「正直な話、俺が生きてた日本じゃ大学行っても未来が見えないし、あっても社畜の未来とか嫌すぎるし...」


 「悲しいのう。そこで提案なんじゃがな、お主異世界転移とか興味あるかの?」


 「またそんなべたな~」


 「それとも、このまま消滅するか?それもありじゃろうが、もったいないのう」


 「まず話を聞いてからでも?」


 「うむ。いいじゃろう、話してやろう」


 天狐と名乗る幼女、もといロリババアは俺が行くかもしれない世界の説明を始めた。 


 「その世界は、色々な人型の種族が住んでおる。それこそエルフから鬼娘まで古今東西揃っておる。しかしの、色々あってみんな仲良しではないの。魔王とかは別におらぬが、お主達の言う”モンスター”はおる。だから冒険者なんて職業もあるし、魔法や妖術だってある。その他にも色々あるが、これは使う種族の問題じゃからお主の場合、全部魔法と捉えて良いじゃろう」


 「なるほどぉ、古今東西ファンタジー」


 「まあそうじゃな。今度はモンスターの説明じゃが、モンスターにも位がある。低級モンスターと区分されておるのは、基本的に体も小さく体力も力も知性もない」


 「その上の中級モンスターに区分されるのは大きくても人よりも一回り大きい位じゃが、体力や力は低級モンスターの数倍も跳ね上がる。じゃが、知性はそのままじゃし気性もそこまで激しくないの」


 「一般的なモンスターで上級モンスターと区分されておるのは、気性も荒く好戦的じゃし、体躯は大きくまずただの人間では勝てぬ。更にここまでくると中級魔法程度なら攻撃に織り交ぜてくるのう」


 「...一般的なモンスター?」


 「そうじゃ。魔王はおらぬがその世界にも伝説上の生き物とされておる神獣のような存在がおる。これは恐ろしく大きい。想像を絶する程大きい奴もおる。これ以上はそうじゃな、儂ネタバレは嫌いじゃから現地の人に聞くとかして情報を集めるのじゃな」


 ニコッと無邪気に可愛らしく笑うが、もしかすると必要になる情報なんじゃないかのか?まあ、教えてくれそうもないが。


 「そうだ!一番重要なこと!」


 「なんじゃ?」


 「やっぱ異世界転移なら何かしらの能力だの装備だのをもらえたり...?」


 「うむ。そのまま転移コースを選べば出来るの」


 うおおおおおお!!これで異世界系主人公まっしぐらじゃん!!一体どんな最強装備か最強能力がもられるのだろうか。考えるだけでワクワクすっぞ!


 「...そのまま転移コースって?」


 「お主には『そのまま転移コース』と『赤ちゃんから転生コース』がある」


 「二つの違いは?」


 「まあまて今から説明するから」


 食い気味の俺を制して説明を始める。


 「まず『そのまま転移コース』じゃが、これは今のお主の記憶を引き継いでその姿のまま異世界に転移させる。その時10日程の生きる金とそれなりの能力、そしていかにも旅人風な最低限の荷物がお主と共に送られることになっておる」


 「次に『赤ちゃんから転生コース』じゃが、その名の通りじゃな。彼の世界の者として胎児からのスタートじゃ。無論記憶なんて無くなるし、特殊能力もなくなるの。じゃが、それなりの家の者の下に生を与えてやるし、概ね順風満帆な生活が保障されておるの」


 「なるほど...そう言えば『そのまま転移コース』の場合言葉はどうなるんだ?」


 「その点に関しては問題ないの。儂がわざわざお主の元おった場所に近い言語を使う世界を見繕ってやっておいた。多少通じん事はあろうがそこは上手く誤魔化すのじゃな」


 「おお、何というかありがとうございます?」


 「疑問符を付けるでない。素直に喜ばんか」


 「それで?どっちにするんじゃ?」


 「ちょっと待った!特殊能力って選べるのか?」


 「簡潔に言うと無理じゃな。その世界に転移する時にお主の素質から能力が生成されるからの。その振れ幅もかなり大きいの。その代わりと言ってはなんじゃが、二つ以上発現する場合もあるの」


 「選べない上に下手すりゃゴミみたいな能力になる可能性もあるのかぁ」


 「...しかし、しかし俺は異世界をこの目で見たい...!!漠然とし過ぎて良くわからんが、なんとなく日本で生きるよりマシな気がする!!」


 「それは保障出来んが、『そのまま転移コース』を選ぶんじゃな?」


 「はい!」


 正直どんな世界かは全く想像つかんが、心躍る異世界冒険生活が出来そうな気がしなくもない。とにかく、俺が異世界に何らかの期待を抱いているのは間違いない。


 「ふむ。人目のない道端に出現させるようになっておるが、たまーに失敗する故、その時は潔く諦めるのじゃな」


 「...えぇ」


 「なあに、心配せんでもよい。儂は失敗したことはないんじゃ」


 「微妙だったことはあるのか...」


 「ええい!つべこべ言うでない!黙って転移されるんじゃな!!」


 天狐が膝の上に乗せていた尻尾を逆立たせながら言うと、足元の淡い金色が一気に強まりどんどんと足元が見えなくなっていく。


 「う、うおおおおおおお!!」


 「向こうでは精々死なんようにな~。もう転生はないぞ~」


 視界が光でいっぱいにり、天狐の声が遠ざかっていく。


 「もう来るんじゃないぞ~」


 最後にそう聞こえ意識も遠ざかっていった。










 「うおおおおおおおお!!...おうッ!?」


 ぱっと目が覚め、勢いよく飛び起きようと足と手を上げ、反動で起き上がろうとするが背中が異常に重く、手足を宙でばたつかせるだけに終わった。傍から見れば非常にマヌケなことをしているが、本人はついさっき視界が光で包まれたかと思うと、今度は寝転がっていたからしょうがない。何事かと思い両手を背中に回すとザラザラした感触が手に伝わる。首を限界まで下―――立った場合の正面に向かせて自分を見る。そして、肩から脇の下を通るように茶色い背負い紐が通っているのをみて、そこに手をかけ肩から外し、今度こそ起き上がり背負っていたものを起こす。


 「...もしかしてこれが件のいかにも旅人風な装備...なのか?」


 起こした革製の薄い茶色の物体はどうやらリュックの様で、左右の小さなポケットと雨蓋でくるまった毛布が挟まれている以外には特徴が無い。


 立ってから自分自身にどこか違和感を覚える。キョロキョロと自分を見下ろして、その違和感に気づく。


 「なんだ?この服...」


 現代日本の着心地の良い化学繊維の服ではなく、少しガサガサした麻の白いシャツに恐らく同じ素材の簡素な茶色いズボンになっている。


 「なるほど、ここら辺の変更は向こうが勝手にやってくれるんだな...サービスいいじゃんか」


 自分の変化を一通り確認して、心に余裕が生まれたのかグググッと伸びをして周囲を見渡す。


 「おお...」


 そこには広々とした見たこともない程の大平原が広がっていた。なだらかな丘陵が続いており、背の低い雑草や小さな花が一面に生え、その上をバッタが跳ねたり蝶が漂ったりしている。平原の先には方角は分からないが左の方には小さな湖が、右側には遥か遠くに黒い針葉樹林が見える。


 「異世界...に来たのか...」


 ここにきて初めて異世界への感動を実感する。日本にはない自由と冒険の世界。何があるかもわからない世界。


 「...こうやって自然を肌で感じるのは久しぶりだな~」


 大の字に地面に寝転がり、日光を前進で受け止める。青色の空には白い雲がゆっくりと進んでゆき、その下を鳥たちが楽し気に飛んでいる。不思議なことにそうやっていると、腹が満たされるような、しかし実感のない奇妙で名状しがたい感覚を覚える。ずっとこうしていてもいいとすら思った。


 「おいしょっと」


 どの位寝そべっていただろうか。起きているか寝ているか分からないまどろみの中で、唐突に目が覚めた。


 「そう言えばこの荷物の中身何が入っとるんだ?」


 脇に置いてある少し大き目のリュックに目をやる。いかにも旅人風セットの要素の半分を占めるこれが得体のしれないもののままではまずい。


 そう考えながら、雨蓋の紐を解き毛布を地面に降ろす。雨蓋の内側は外側とは違い薄い皮のような素材で出来ており、口の部分に紐が通されて縛られている。これを解いて口を開ける。中を覗き込んで真っ先に目に入ったのは、布の塊の上に乗せてある現代日本風の茶封筒で、雰囲気ぶち壊しである。


 「おいおい、なってなぇなぁ」


 文句を垂れながら封筒を開け、中身を出す。中には紙切れと鉄のような材質で出来た線と丸の模様が刻まれた光沢のある灰色のプレートが出て来た。プレートはひとまず置いといて、二つ折りの紙切れを開く。そこには、


 『昭典よ、この封筒に入っている板は儂らが【天命板】と呼んでおる物じゃ。その板にある丸い模様に親指を当てるだけでお主に与えられた能力の種類が確認できるようになっておる。これは性質だけを特定するもので、具体的な使い方なんかは分からんからその辺りは自分で確かめるのじゃな。たまに増えたり、変わったりするから、違和感があったらちょくちょく見るとよいの。それでじゃ、元気での


                              by天狐』


 そう可愛らしい丸味がかった文字で書かれてあった。


 「...気になる。自分の能力が気になる...。......しかし!こういうのは最後の楽しみに取っておくべきだな」


 「先にコッチを片付けておかねばな!」


 傍らに置きっぱなしのリュックに手を伸ばし、茶色い布の塊を取り出す。広げるとコートとも、羽織ともつかない中途半端な厚さと長さの服が出て来た。その奥には中世ヨーロッパで水筒として使われる様な革袋二つとステンレスっぽい見た目の蓋がされた両手鍋、ベルトと鞘に入ったナイフ、布にくるまれた菜箸、燧石すいせき、一辺が鉄でできた薄い木の板、木綿製と思われる黒いもじゃもじゃした火口と、その下に広げると両手いっぱいに広がる足元よりも長い布が入っていた。両手鍋の中には、普通の箸と調味料が数種類入っていた。メインポケットは全て出し終え、左右に付いたポケットに手を付ける。右のポケットには、紐で閉じられた小さな袋が入っており、中身は金貨十枚と銀貨三十枚だった。左には裁縫用の針数種類と針山、手のひらより一回り大きい布が四枚。それの四つ分の大きさの布がニ枚、そして木製の枠でできた片手サイズの手鏡が一つ入っていた。そう言えばと思い、手鏡で自分の顔を確認するが、黒髪に少しとがった印象を与える輪郭に細い眉毛、黒い瞳と生前(?)の自分と何ら変わりはなかった。


 「なるほどぉ」


 取り敢えずベルトをズボンに通し、そこにナイフを装備。水筒を一つその反対側に紐で括り付ける。それ以外は元に戻して、最後に例の光沢のある灰色のブツを取り出す。


 「これで、俺の最強さが証明される訳か。...最強って響がアホっぽく感じる歳になってしまった自分がいる...」


  ドヤ顔からの哀愁漂う雰囲気を醸し出しつつ、恐る恐る親指を天命板の丸い模様に近づける。


 「ふんぬ!!」


 変な掛け声と共に力強く天命板に親指を押し付ける。と同時に、


 「痛たッ!!ふごあ!!」


 鋭い痛みを感じ親指を離し、勢い余って鼻に手をぶつけてしまい、またも変な声が出る。押し付けた親指を見ると指から針で刺した時に出るような小さい血の粒が出来ている。


 「痛つつ...」


 血を払いのけて右手で親指を握りながら、その手の親指の付け根で鼻を撫でる。撫でながら左手の板の丸い模様を見るが針なぞ出ておらずツルツルしているようにしか見えない。そして、そこで丸い模様の溝に血が溜まってそこから板に全体に彫られた溝に伝わっていく。


 「おっ、おっおっおっ」


 銀色の板は半透明の赤色の血で彩られ、更に溝から血が金属に吸収されるように吸い込まれたかと思うと、暗褐色でおどろおどろしい文字が浮かび上がってきた。少々見にくい文字に苦戦しながら【植物成長促進】とその下の段に、【隠密行動】を読み取る。


 「最初から二つあるのか!これは当たりではなかろうか!」


 ...ん?まてよ。よく考えろ。わざわざ『植物』で『成長促進』って書くってことは、植物限定なうえに、恐らく植物自体がそこにないと意味ないのでは??どこぞのスタンド使い見たいな使い方はできないのでは??隠密行動ってことは遠回しに影が薄いと、そう言われているのか??もしかして、あんまり使えない能力なのでは??


 ...。いや、まてよ。【植物成長促進】も【隠密行動】も使い方によってはそれなりに使える気がする。【植物成長促進】に関しては思い浮かばんが、【隠密行動】はわざわざ特殊能力で出てくるぐらいだし並大抵の効果ではないだろう。それにモンスターとのエンカ率の低下も期待できる。どう考えても向こうでの適当な説明ですらこの貧相なナイフではモンスターには勝てなさそうだし、何なら野党の類に出くわしたらもっとやばい。初手でこの能力はありがたい。


 「しかし、どうやって能力って使うんだろうか...」


 こういう時はなっかこう出来るように向こうで改造されてるだろうし、力めば出来る気がする。うん、こういう時は習うより慣れよだ。習う相手がいないが。


 「ふんっ!!」


 両足を開き手のひらを前に突き出しながら全身の筋肉に力を入れる。力を入れながら全身の感覚を手のひらに集中させるような、そんなイメージを持ちながら目の前の芝生を睨み付ける。しばらくは目の前の変化に気付かずに失敗かと思い、体の力を抜いてどっと座り込む。座ってから視野が広くなり、目の前の芝生がかすかだが確かに周りの芝生の草よりも背が高くなっている。


 「あれ、成功したのか?」


 ぷはーと息を吹き出し、一応ちゃんと能力が使えることに喜ぶ。


 「フフッ、ふははははははははははははははははははっ!!」


 「こいつはいいや、今は無いも同然だが能力が増えたりするなら成長もするだろうさ!!今はこの程度だがな、何もなかった頃よりかはマシだぜ!!」


 【隠密行動】の使い方は分かる。息を殺して気配を消すだけだろう。正直この能力は発動したかどうか自分では分からない類のものだと思う。物理的に姿を消せるならわざわざ『隠密行動』なぞ書かずに『透明化』とかそんな感じになるだろうし。


 ぐうぅぅぅ。


 腹、減ったな...。そうだよな、ここに来る前、日本でもまだ朝飯しか食ってなかったわけだし、何か食べ物食いたいな~。


 食べ物を求めてリュックへ手を伸ばして初めて食糧が何もないことに気付く。更に周りを見渡しても町どころか開発された形跡が微塵もないことにも気付く。


 「もしやこれは転移先が微妙だったケースなのでは?」


 十日分の金貨はもはやここでは必要とされないのだ。


 「これは...。非常にマズい...。」


 生き残れるのか...?俺...。

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