語られぬ神話
神話には、続きがあった。
それは、御伽話では語られぬ未来の話。
神は邪神の復活を予期していた。
闘いに勝利したとはいえ相手も同じ神。闘いの後の不完全な力では、邪神を完全に消滅させる事も封印する事も出来なかった。
邪神は、いつかの未来に復活を遂げるだろう。
だが、その時神アジェンダが眠りから目覚めているとも、邪神を退けるだけの力が戻っているとも限らない。
だから、神は邪神を打ち破る可能性を秘めた力の種を四つ、地上界に与えた。それは選ばれた者の手に、紋章として刻まれるという。
炎の勇者は強き心で皆を照らし、氷の騎士は冴え渡る知性で皆を導き、水と風の賢者は大いなる魔力で皆に力を与え、龍の剣士は彼らに正しき道を示す。
選ばれた者達は強き力と聖霊の加護を得て邪神を打ち破り、この世界に真の平和をもたらす事だろう。
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