第16話 残された三人
「行っちまったな」
「そうですね」
短い会話を交わしたゲンジロウとマユキの目には、バリケードとして使用されているワゴン車――その上に広がる夜の暗がりが映っていた。
「なんつーか、この場所から抜け出した――っていうよりも、この暗がりに飲まれちまったような気がしてきちまうな……」
「暗がりに飲まれる……ですか……」
ゲンジロウの言葉を聞き、マユキは暗がりの向こうへと視線を飛ばす。
すると、マユキの目に映ったのは一つの灯りも存在しない闇夜の世界で、バリケードの向こう側に世界が存在していないかのような錯覚を覚えてしまう。
その所為か、夏場だというのに寒気に襲われてしまったマユキ。
そうして季節外れの寒気に襲われ、ブルリと身体を震わせてしまっていると。
「いたたたた……だ、誰かここから出して下さい!」
バリケードに突っ込んだ軽トラックの窓から、救助を求める吉岡の声が届く。
「おい、大丈夫か! 今助けてやるからな! お前らも手を貸してくれ!」
「わ、分かった!」
「す、すみません。ありがとうございます」
その声を聞いたのであろう追手連中は、吉岡を救助する為に軽トラックへと群がり始める。
「まさか、トラックごとバリケードに突っ込んじまうとはな」
「はは、夢中になっていたというか何ていうか……」
救助を行った男と、そのような会話を交わす吉岡。
その会話から察するに、吉岡が軽トラックごとバリケードへと突っ込んだという事実が分かるのだが、幾らマコトを殺そうとする演技をしていたとはいえ、些か過剰な行いのようにも思える。
「だけど、良い根性だったぜ!」
「ああ、殺そうとする熱意が伝わって来たよ」
が、マコトに肩入れし、逃がそうとした事実を悟らせない為にも。
脱出する際に用いられた鉄板を隠蔽する為にも。
バリケードに突っ込む――と、いった迫真の演技が、これからこの場所で暮らしていく予定の吉岡には求められていたのだろう。
その甲斐もあってか、マコトを追走していた連中は、疑うことなく吉岡を称賛し、僅かな出血をしていた額に包帯を巻き始める。
とはいえ――
「おい! そこのジジィと女! なんでコイツみたいに命を張らなかった!」
それは吉岡に限った話である。
迫真の演技を披露した吉岡は兎も角として、武器を構えるフリしかしなかったゲンジロウとマユキへの反応は厳しい。
「とは言ってもねぇ……人に銃を向けるっていうのは抵抗が……」
「い、いざ武器を構えたら震えてきちゃって……」
「震えるだぁ? 嘘吐くんじゃねぇ!
ワゴン車に鉄板を掛けたのはてめぇらなんだろ!? 逃がそうとしたから撃てなかったんだろ!?」
「そうだそうだ! お前らも化け物の仲間なんじゃねぇか!?」
加えて、追走していた者の中にはマコトが脱出する場面と、脱出方法を目撃した者が多数居たのだから尚更で、疑いの眼差しが二人へと向けられ始めてしまう。
「なんか言ったらどうなんだよッ!!」
「いやぁ……そりゃあ言いがかりだよ」
「は? 言いがかり? じゃあ何か? 俺が嘘を言ってるって言いたいのかよッ!?」
「そうは言ってねぇよ。俺が来た時には鉄板が掛けられていたし、それを防ごうとしたけど人を撃つことはできなかった――そういう単純な話をしたいだけだ」
「嘘吐くんじゃねぇ! 昼間に見た時は鉄板なんか立て掛けられてなかった!
そうなると、それ以降、誰かが鉄板を立て掛けた――誰かが逃がす為の手引きをしたことになるんだよ! なぁ? お前らが化け物を逃がす為に鉄板をかけたんだろ!?」
周囲に怒声が響き、ゲンジロウとマユキに向けられる視線に殺気が含まれていく。
「そう言われてもねぇ。違うもんは違――」
「嘘吐くんじゃねぇジジィ! 適当なことばっかり言ってるとぶっ殺すぞ!」
更には、武器を握る手に力が込められ始める。
「面倒臭ぇ! 怪しいのは確かなんだからぶっ殺しちまえば良いんだよッ!」
そして追手連中のなかの一人が、声を荒げながら手に握った斧を振りあげた瞬間――
「はぁ……悪りぃな。まだ死んでやる訳にはいかねぇんだわ」
「は? げひゅ!?」
バン――という火薬の弾ける音が周囲に響き、斧を握っていた男は呆けた表情を浮かべたまま、後方へと脳漿を撒き散らすこととなった。
「は? 撃った? 撃ちやがったのか!?」
「こ、このジジィ! このジジィ撃ちやがったぞ!」
「撃って何が悪いんだよ? 言っとくけど、こっちはか弱い老人なんだぜ?
てめぇらみたいな若いヤツらに囲まれて襲われたら勝ち目なんてねぇ。
だから俺は遠慮なく撃つぜ? 俺はマコトちゃんみたく優しくはねぇからな」
そう言ったゲンジロウは猟銃に弾を装填する。
が、よくよく見れば僅かに手先が震えており、いつもよりもコンマ数秒多い時間を装填に費やしているのだから、言葉とは裏腹に大きな動揺を抱えているに違いない。
ともあれ、目の前で死人が出てしまったという現状。
常時であれば、慄くと同時に撤退を視野に入れる場面なのだろう。
しかし、今は常時ではなく、この場に居合わせている誰もが欲人――人の形をした存在を自らの手で始末していた。
要するに、「死」というものに対して幾ばかの耐性――というよりかは、手に掛けたことにって大量のアドレナリンが分泌され、同時に、恐怖という感覚も麻痺させてしまっていたのだろう。
「やっぱりだ! やっぱり化け物の仲間っていう訳だ!」
「これで遠慮なくぶち殺すことができるな!」
「おい、待て! 捕まえて化け物の情報を吐かせた方が良いんじゃねぇか!?」
従って、武器を握る男達は、猟銃を前にして一向に怯む様子を見せない。
「馬鹿が……引くのが利口な選択だろうが……」
そんな男達の姿を目の当たりにしたゲンジロウは、自らとマユキの命の危機であると判断し、躊躇いを覚えながらも猟銃の引き金に指を掛けた。
「ジジィ! その銃は俺が使ってやるから、ありがたく思えよ!」
「……なんまんだ、なんまんだ」
一人の男が先陣を切り、続いて後方の二人が駆け出した瞬間――
「ぎひっ!?」
「あ、あで? 右目がみえねぇんだけど……?」
「ぷぎっ!?」
パン、パン、パン。
三つの銃声が響くと共に、男達の頭部や顔面に赤黒い穴が開く。
ゲンジロウは、手慣れた動作で猟銃に弾を装填し終えると――
「て、てめぇ! ぶっ殺すびでやぢゅお……はれ?」
「ひぎゅっ!?」
更に二発の弾丸を男達の頭部へと撃ち込み、僅かばかりの時間で計五名もの命を奪ってみせた。
とはいえ、これは防衛の為であり、ゲンジロウも好き好んで殺生をしたい訳ではない。
「震えてんな……逃げても良いんだぜ?」
最後の一人――震えだした男を目の当たりにしたゲンジロウは、進退の選択肢を震える男へと委ねる。
「だ、誰が逃げるかよ! こ、この人殺しジジィが!」
「……お前らだって、俺を殺そうとしてたじゃねぇか?」
「お、お前が化け物の仲間だからだろうが!! 俺達人間と一緒にするな!」
「化け物と人間か……ふん、都合の良い解釈だねぇ。
その言葉を、まるで正義であるかのように振りかざす未来がありありと見えちまったよ……」
「知ったような口利くんじゃねぇッ! この老害がッ!!」
が、ゲンジロウの慈悲は男に届かない。
男は地面に落ちていた一番殺傷力の高そうな斧を手に握り、ゲンジロウへと襲い掛かろうとするのだが――
「化け物は……化け物はお前達の方でしょ?」
横から突き出された、不格好な槍が男の喉に穴を空ける。
「かはっ!? お、女ぁ……」
男は槍を突き出した女性――マユキのことを睨もうとするがそれは適わない。
「死んで下さい」
「えぎっ!?」
何故なら、喉から槍が引き抜かれた次の瞬間、マユキの槍が、男の眼球ごと脳を突き刺してしまったからだ。
「なんていうか……ふふっ、生きている人間も、死んでいる人間もたいして変わりはないんですね?」
マユキは、ズルリと槍を引き抜くとビュンと振り、矛先に刺さっていた眼球をアスファルトへと叩きつける。
「そうは思いませんか?」
「嬢ちゃん……」
「マ、マユキさん……」
続けてマユキがニコリと笑うと、その笑顔を見たゲンジロウと吉岡は、思わず眉根に皺を寄せた。
が、それも仕方のないことなのだろう。
実際、殺した人数でいえば圧倒的にゲンジロウの方が多く、異質に映りそうなものだが、それを掻き消してしまうくらいに、マユキは無邪気な笑顔を浮かべていた。
長い黒髪で、少し野暮ったい印象を受ける女性が、何処か妖艶に、それでいて無邪気に笑うのだ。
二人の目に異質なものとして映り、眉根に皺を寄せてしまうのも当然のことだと言える。
とはいえ、それ故にゲンジロウは頭を悩ませてしまう。
このような世界で生きていくのであれば、多少タガが外れている方が好ましい――そのよう考えていたことも確かではあるのだが、このタガの外れ方は異質であり、マユキにとって悪い未来を呼び込んでしまうとゲンジロウは考えたからだ。
「吉岡ちゃんよ」
「は、はい」
「吉岡ちゃんはこの場所に残るつもりなんだよな?」
「そ、そうですね……俺には外に出る勇気も無いですし、立石課長のことも心配ですから……
と、というかすみません……俺が上手いことやれなかった所為で、ゲンジロウさんとマユキさんに被害が……」
「気にすんなよ。元より急ごしらえで穴だらけの作戦だったんだ。
マコトちゃんとの合流に成功して、無事に逃がすことができただけで恩の字だろ。
まあ、もう少し穏便に済ます予定ではあったけどよ……こいつらの心理を読み違えちまった。つーことなんだろうな」
「あれじゃあ……暴徒と変わらないですよ……」
「確かにな……つーか、もう此処には居られなくなっちまったな」
「居られなく?」
「ああ、この仏さんを見れば、銃で殺されたことに気付くヤツも居るだろうからな。そうなった場合、まず疑われるのは猟銃を所持しているこの俺だ」
「そ、それは確かにそうかもしれませんが……」
ゲンジロウはそのような会話を吉岡と交わすと、チラリとマユキに視線を送ってから会話を再開させる。
「でだ。居られなくなっちまったつーことで、俺はこの場所を離れようと考えている」
「こ、この場所をですか? で、でしたら! この死体を隠してしまえば――」
「いや、その必要はねぇよ。
元より、少し落ち着いたところでこの場所を離れるつもりでいたからな」
「離れるつもり……ですか?」
「ああ、老い先短い老人だからな。
こんな窮屈な場所で余生を過ごすくらいなら、この変わっちまった世界を旅して、色々な物を見て周りたいって考えていたんだわ。
だからよ。離れる時期がちっとばかし早まっただけから、死体を隠すなんて余計な真似をしなくて構わないぜ? むしろ、ジジィが人が撃ち殺して逃げちまった。って吹聴するくらいが丁度良い」
「この世界を見て周る……吹聴ですか?」
「ああ、吹聴しておけば、吉岡ちゃんに疑いの眼を向けるヤツも少なくなるだろ?」
「そ、そんなことはできませんよ!」
「いいや、やっておけ。
吉岡ちゃんはここで暮らしていくつもりなんだろ? だったら吹聴でもなんでもして、疑われる可能性を潰しておくべきだ」
僅かな沈黙が流れる。
「そ、その話は一先ず置いておくとして……ほ、本当に……本当に出て行ってしまうんですか?」
「ん? もしかして寂しいのか?」
「そ、それは……折角知り合うことができたんですから、これでお別れというのは寂しいですよ」
「くっくっ、吉岡ちゃんは可愛い奴だなぁ~。じゃあ、俺に着いて来るかい?」
「そ、それは……申し訳ありませんができません。
先程も言いましたが、俺には外に出る勇気がありませんし、立石課長のことも見捨てることもできませんから……」
「そうか。そいつは残念だ」
ゲンジロウは袖にされながらもくつくつと笑う。
吉岡は「勇気が無い」という言葉を理由の一つとして口にしていたが、トラックでバリケードに突っ込むような人間が言うセリフとは思えず、少しばかり皮肉に思えてしまったからだ。
加えて、こうも思う。
この吉岡という人間であれば――勇気があり、人の為に行動できる人間であれば、このような世界でも逞しく生きていくに違いないと。
「それで、嬢ちゃん。マユキちゃんなんだが――」
「は、はい」
ゲンジロウは、吉岡から視線を切ってマユキと視線を合わせる。
視線を向けられたマユキは、此処に残るのか、それとも一緒に来るのかを尋ねられるのだろう。と、予想を立てるのだが――
「マユキちゃんは俺と一緒に来な」
「え? へ?」
マユキの予想に反し、ゲンジロウが告げたのは強制的な一言だった。
「マユキちゃんにも家族は居るんだろ? 実家は何処だ?」
「じ、実家ですか? 実家は神奈川です」
「なら、まずは神奈川を目指すとするか」
「えっ、えっと……そ、それは非常にありがたいのですが……」
マユキはゲンジロウの意図を理解することができない。
「よし、じゃあ、早速出発することにするか」
「い、今からですか?」
「ぼさっとしてたら命を狙われるかもしれねぇだろ?
なぁに、心配すんな。ここから数百メートル歩けば俺の店がある。
今日は俺の店で一夜を明かして、本格的な出発は明日の早朝にする予定だ」
そんなマユキに対して、ゲンジロウは着々と段取りを説明していく。
「ほら、さっさと荷物を担ぐんだ。置いていっちまうぞ?」
「えっ、あっ、はい」
困惑の表情を浮かべながら、路肩に置いていた荷物を担ぎ始めるマユキ。
ゲンジロウはマユキの混乱を理解するものの、決して意図を説明することはない。
何故なら――
『お前の精神は壊れ始めている。だから壊れる前に親の元に送り届けてやる』
そのような意図を伝えたところで、今のマユキにとっては逆効果にしかならないとゲンジロウは考えていたからだ。
とはいえ、この選択が正解であるとはゲンジロウも考えてはいない。
この場で起きているような異変が発生していた場合――いや、至る所で発生していると確信しているからこそ、危険な場面に遭遇もすることや、マユキの家族が亡くなっている可能性だって考慮していた。
そして、もし辿り着いた先で家族の亡骸を見つけてしまった場合、マユキの精神は完全に壊れてしまうだろうとも考えていた。
「けど……この場所で、来ない可能性が高い救助を待っていてもな……」
実際、この場所に留まるのであれば生存の可能性だけは上がるのだろう。
だが、この場所は――現在のこの場所は、鬱屈とした空気が漂っており、疑心暗鬼の種が撒かれているような状況だ。
そのような場所に留まるということは、マユキの精神をわざわざ蝕ませるようなもので――
「だったらよ……綺麗なもんをいっぱいみた方が気が晴れるよな」
であれば、この場所に留まるよりは、バリケードの向こう側へと飛び出すべきであろうとゲンジロウは考えていた。
なにせ、この世界には、安全であることとの引き換えに、溢れんばかりの自然が広がっている。
樹齢何百年といった大樹や、透明度の高い小川。
可愛らしい小動物が木の枝を駆けまわり、極彩色の鳥が大空を泳いでいる。
見たことのない珍しい生き物が。感じたことのない豊かな自然が。
バリケードの向こう側には広がっているのだ。
それらに触れることはマユキにとっての癒しとなり、療養となる筈だ。
そのように考えたゲンジロウは、マユキをバリケードの向こう側へと連れ出すことを、半ば強引に決めた訳なのだが……
「よ、用意できました」
「おうよ」
当のマユキはゲンジロウの想いなど知る由もなく、いまだ困惑の表情を浮かべている。
しかし、マユキの異質さを目撃し、そのやり取り聞いていた吉岡には気付かれてしまったのだろう。
「ゲンジロウさんって面倒見が良いというかなんというか……優しい人なんですね?」
「う、うるせぇよ! 拳骨落とすぞ吉岡ちゃん!」
内心を見抜かれてしまったゲンジロウは、年甲斐もなく頬を赤らめて見せた。
そして翌朝。
「マユキちゃん! ちゃんとメットは被ったか!」
「は、はい!」
岡崎酒店の軒先に、止まりそうで止まらない、不規則な排気音が鳴り響く。
「で、でっかいバイクですね」
「格好良いだろ? I'll be backってな感じだ」
「なんですかそれ?」
「し、知らねぇのか? いや、名作とはいえ古い映画だもんな。
今の若い子は、映画のことも、コイツと同じバイクに州知事が跨っていたことも知らねぇって訳か……」
「?」
首を傾げるマユキを見て、ゲンジロウは思わず溜息を吐く。
「ともあれ、吉岡ちゃんとのお別れも昨晩の内に済ませたことだし、そろそろ出発するとするか。
マユキちゃん、忘れ物は無いか?」
「大丈夫です!」
「OK! つか、おっかあのお古だけどバッチリ着こなしてんなぁ~」
「着こなしてますか? こういった格好は初めてなので不安だったんですが、そう言って頂けて安心しました」
そう言ったマユキは、黒のキャップを被り、シングルのライダースジャケットで身を固めている。
「ああ、似合ってるぜマユキちゃん! うし、んじゃ出発するから後ろに乗ってくれ!」
「は、はい!」
「てか、今からすっ飛ばせば、何処かでマコトちゃんと合流できるかもしれねぇな?」
「マ、マコト君にですか!?」
「お、おう、マユキちゃんはマコトちゃんに会いたいのか?」
「はい!」
「そっか、なら飛ばすことにするか! しっかり捕まっておくんだぞ!」
「わ、分かりました!」
ゲンジロウはエンジンを吹かし、周囲に馬力のある排気音を響かせる。
その音に釣られるようにして一匹のゴブリンが家の角から飛び出し、二人に襲い掛かろうとするのだが――
「邪魔ですよ?」
不格好な槍を一振りし、見事にゴブリンの喉を裂いて見せたマユキ。
「さて、出発しましょうか?」
続けてマユキが笑顔を浮かべると――
「お、おうよ……少しだけ幸先が不安だな……」
ゲンジロウは苦笑いを浮かべながらも、バイクを走らせ始めるのだった。
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