読後、ヤマモモとポピーの花言葉を調べて、うるうるしながら読んでいたのに、さらにうるっときました。こんなに穏やかな気持ちになれるお話があるのでしょうか。

僕はカクヨム甲子園に応募する際に、以前の受賞作を参考にしようと思い、受賞作まとめのページを開き、本作に出会いました。

僕は「通りすがりのタビさん」に衝撃を受け、作品の雰囲気に魅せられ、この作品を参考にカクヨム甲子園に挑みました。しかし、一次選考すら通過せずに落選です笑。

これはキノ猫さんにしか紡げないお話なのだと、確信出来ました。その優しい作風で二年連続受賞を果たしていることにも、納得できます。

何度読んでも、心がぽっと温かくなります。そういった意味でも、カクヨム甲子園受賞作の中で異彩を放つお話です。

「通りすがりのタビさん」に出会えて良かったです。大好きです。