無題のノート

毎日はせんたくの繰り返し



好きなものを、というか

好きなひとのことを好きだと語ることは


いけなくもないしむしろ必要ですばらしいと感じる

好き、好き、そういう明るい光が


くらやみをてらしうる


ニーチェは言ってたけどね、ひかりにやみのことはわかるまい、と。村上春樹の『風の歌を聴け』の、最後のやつ、あれで知ったやつね。

けど、なんというか、その、


私にとっての天国は光がみちているんだ。あしからず。



ほんと、暗くなるの早くなったなあ。


季節のことには興味がある そこは珍しく彼とおなじく、



きれいなこころのひとにはせかいはきれいにみえる

だってきたないものをいだかないからあいてにそれをみとめることはないのだ


私も、などというよりは、

私は単にどこかがこわれている


きたなさを過剰に嫌うその潔癖さが私はとてもはためいわくなのだろうなあ

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