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女装

LGBT

ホモセクシュアル レズビアン


もちろんそれぞれ違う、が、

性別 ジェンダーセックス

という意味では、くくれる

そのくらいの時代になってきたのだなあ

ほらやっぱ時代は進歩するじゃん。


そんでなにが言いたいかって、

んー、あのね、

うん、あの、いわゆるだけど


私は女の子を犬として飼う小説書いてるでしょ?(「ざらつく」です。私のなろうのページにありますよー)

で、いまはやっぱなんかそういうのってさ、気持ち悪いって言われちゃうし言われがちだし

じっさいそのように思うのわかるし、

というか……私もこのごろやっと気づいたんだよ、

私はべつにねなにも監禁とか犬娘とか好きで好きになったわけじゃない、

これは私の傷の深さに対応しているだけで、

自然な愛情とか愛にかんする欲求って もっとほかのところにあるんだと。

言ってしまえば私が大好きだと思っていたそれらは傷を癒すための自己療養のこころみでしかなかった。

だからねえじつは「ざらつく」を書きはじめたのって

私、

傷が 正当に 癒されるのだと わかったからなんだよ

あるいは、すでに癒されはじめている

それはほぼすなわち癒されたことだと。

だからこそあんなにも自分の傷を露出する気になった。

渦中にいては駄目だったろうねえ

私はある意味で自分自身は犬にはならないなりたくないしやっぱりならないし

人間になれるって確信をえられたから、

こうやってむしろね、書いているんだと、思う。


……話が脱線したようでしてないんだけども、


性癖っていうのはだからやっぱりあんがい傷なのではないかと思う。

傷がたまたまそういう好みとか趣味とかいうかたちをとってあらわれちゃう。

でも、生まれつきもあるだろうね? LGBTのひとたちが傷でそうなわけじゃないと思う。

もともと、そうなんだよね、だからやっぱここらへんはデリケートだし

むずかしくて

一概に、というのは 危険なんだとは思うけど


……まあ簡単なことでして。

ジェンダー関連のいろいろな性癖がオープンになったなら

犬になりたいとかなるとかさせるとか そろそろ、なんじゃない?


そろそろそれらもエンタメになるくらいには消化されうるのではない?

ひとつの傷の

可能性が

ほらまた、ひらくんじゃない? 性癖、として。

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