★でいりー28

まちがってることまちがってるのって言い続けるのもたいへん

とくに私はそこあんま強くないしなあ。

幼少期幼少期というけど、

けっきょく自分で自分を信じられないから

弱くてちっぽけだったから

評価してくれない周りのせいにばかりしてた。


でも、やっぱさ、ちがうことは、ちがうし。

私がちがうと思ってることってやっぱいくつかいろいろあって、

みながちがう、ちがうと言ってることもあれば、

ほとんど、ほかのひとは、言ってなかったりもする。


真理は多数決にはないよ?

そりゃそうだ。

けど、けどね

世界でたったひとり自分だけがそう思ってるんと思ってみい、

そりゃねえ、しんどくはなるわいな。

だって周りのがよっぽどすんげく見えてるわけです、

じっさい周りのがすごいのかそれとも私のがすごいのか、

というか、すごいっていうか、

正しいか間違ってるか?なんて、じつは私にはわかりゃせんとこの話なのだし、

周りがね、

すごいと思う周り、

あるいはそうでなくても、ただ、周り、

そういなひとらがあんだこんだとね、

ちがうちがうと言ったりしてりゃあ

そりゃ私はちがかってんなーと思ってしまうときゃあるだろいよ。


そんでもそんでも自分が正しいと信じ続けるわけ?ってなはなしなんですがなあ、


……私は正しいしそう思っとるよ。

けんどもなー、そんなん、わかりゃせんわけですよなあ……。


時の洗練よりも神の試練を信じるけんども。


だから最後は祈るしかないんだけど。


でも、そこまでの話でなくて……。

狂人でよい、と決めたものなあ。最悪。


最悪の場合はああ愚かな狂人だったとほのか笑われそれで終わるとよいと決めたうえでだもんなあ、

そんでそりゃ可能性とか想像でもありゃせんくてほんとにあろうことなんよ、

だってきょうあすあさってほどにそういになったらそりゃそうだんべな?


あとは、私の個人的な問題にならいな、

……あとはそう、私の個人的な問題。

個人としてどのように生きるか。


……だいじょうぶだな。そんでも。

そんでも、最後は――だなんてすがるから私はずっとずっとずっとなあ、

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る