●2016/08/18
■紙の日記にて
大雨と雷の日だった。
××と五反田サインで晩ごはん。
私と別れたときの気持ちが、「いい誕生日にしてもらったし、あなたを解放してあげなくちゃと思った」というものだったということを聞いて、ものすごく衝撃を受ける。
■パソコンにて
雨すごかった……とくに江北駅に向かうとき。ちょっとしたプールだった。雷もすごかった。神さまの怒りだとしたら、たしかにこれは迫力があるなあ。
××は仕事先に連絡もせず辞めるらしい。こうなるかな、とは思っていた。働けないひとをずっと雇っておくわけがない。そんなこと、本人だってわかっているのだろう。わかっていてもどうにもならないから、つらいんだろう。だからそこのところは深く言及しなかった。
つきあっていたころの話をしたり、向こうから私のおでこに手を当てておいて「意識すんなよ」って言ったり、○○の話をすると「妬けるわー」ってなんかいもなんかも言っていたけれど、あれは冗談ではないのだろうな、と。
××ちゃんとつきあえないのは、××ちゃんでは××を支えきれない、「あの子には無理」って××も言っていた。
××にはできれば心身ともに健康である程度経済力のあるひととつきあってほしい。でも、難しいんだろうな……××の現状は痛いくらいにわかる。だからこそ、なにも言えなくなる。だって私と××の違いは、使命があるかないか、その一点に尽きるのだから。私にはたまたま小説があったから、どうにかやっていけているだけ。
上から目線のお説教はしたくない。
○○のこと。
15日に話した、私よりいいひとがあらわれたらどうする?って話、それを踏まえて、もしも○○が私の人生から去ってしまったらどうしよう、ってけっこう深刻に考えていた。
そして、ふと、結論を得た。そのときには外国に行こう。○○がそばにいてくれない国で生き続けるのは、きっと、ものすごくつらいだろうから。
私はここまで○○を愛している。○○ひとりのために、ほかの全員を置いて行ってもいいと思うくらいには。
酔狂だよなあ。
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