●2016/08/04

■紙の日記にて


 書類っていうか本のリストは編集さんにどうにか送るけれど、あとは寝てばっかり。

 ××さんと北千住ではじめてお会いした。「明るくて面白い」と言われた。来週、また会うかも。これはそれなりに気に入られた、と思っていいのだろうか。論客としては申しぶんない相手だ。

 夜はツイッターしながら読書とギリシア語。さいきん、量も内容もツイッターが頭おかしい。


■パソコンにて


 私は人生のそのときそのときにおいて、適切なひとと出会っている、と思う。××さんも、そのうちのひとりなのではないかと強く感じる。

 最初はお互い、探り探りだった。サイゼリアにいたときとか、とくにそんな感じだったな。のちにワイヤードカフェで話した表現を用いるのならば、「私は××さんにリスクを押しつけた」。だって相手がどんなひとかわからないとこわいじゃん。だからこそ聴き手に回ったら勝ちなんだけれど、試合に勝って勝負に負けたというか、自分からリスクを負って話すひとのほうが苦労するし、技術もあるのだ。

 ワイヤードカフェで、どのあたりだったかな、××さんの中学の同級生とか親友とか、そのあと恋バナをしているときには、確実に場がほぐれていたと思う。「優しすぎるんだ」と××さんは言っていた。「後輩がかわいくて仕方ない」とも。

 そこらへんから××さんの敬語がちょいちょい抜けて来ていたので、「しんどいですか?」と訊いて、案の定肯定されたので、互いに敬語をやめた。歳も近いしね。

 私は忘れない。××さんが、お兄ちゃんと呼ばれるのは「最高だね」とすごくいい笑顔で言っていたことを……。


 ラインが長文だからコミュ障かと思った、と。そういう見方もあるんだなー。私は会話ラインが嫌いなだけだってことも説明したけれど、なるほどなー。

 世界は、まだまだ、旅をする価値がある。

 私は、キリスト教という故郷から、旅に出たいと思っている。いや、すでに小旅行ははじめているな。それも、たくさん。


 眠いんだよね。あしたも八時か九時までには起きられますように……。

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