●2016/05/12

 なんだかんだで、三日間つけていなかったっていう。


 おとといは、決定的ないちにちだった。

 昼間は病院に行って、そのあと王子のマックで××と電話して、とりあえず叔父叔母と話をしてみなさいと言われて、もしかしたら○○も助けてくれるかもしれないしってことで、すこしだけ希望が差して。

 そして、授業を受けて、○○とデニーズでお話。

 前半は雑談をしていたけれど、後半は、私がいかに困窮しているかの話になった。要は、両親に生活保護を受けろと言われている、ということ。 

 私は選択肢を三つ出した。いち、このままなあなあでいまの生活を続けること。に、大学を辞めて生活保護を受けること。さん、大学を辞めて働くこと。でもどの選択肢も、できれば取りたくないこと。

 すると彼は言った。「第四の選択肢としては、来年の三月から俺と暮らすってことだ」。

 それは言ってはいけないと思っていた。こちらから、言ってはいけないと思っていた。だからこそ、衝撃がからだの隅々まで満ち満ちていった。○○はかくも私のことを愛しているのか、かくも覚悟ができているのか、といまにして思えばそんなことも思っていたかもしれない。

 いざとなったら、○○がいる。

 ○○はやっぱり、私の人生におけるキャッチャーなのかもしれない。


 きのうはいのり会からの授業からの空手で、授業あたりまではもうほんとうにへとへとだったけれど、空手をやって缶ジュース会やってスタンドバイミーを観たら、ふしぎとすこしよくなった。

 空手も、いろんなひとがいて、いろんな話をするけれど。

 自慢は、やめたほうがいいかもしれない。

 能ある鷹は爪を隠す、だ。

 私は誇示をしすぎる。


 きょうは授業とピアノ。

 平穏だけれど、疲れは抜けていない。

 お風呂入ろうかどうか悩んでいるよ。


 ××と電話して、私は言った。「キャパシティのかぎり、ひとを受け止めたい」。

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